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クールナレッジと、メールマガジンへの想い:
         少し気恥ずかしいですが、私のクール・ナレッジと
         メール・マガジンへの想いです
         自己紹介も含めて・・・

※友人、知人、同僚、部下、上司、取引先への転送は自由です。
<<知識のこころ>>のプレゼントになれば、幸せです。


 2001年5月28日(Vol.49): ビジネス知識源をめぐって

ビジネス知識源:良質な経営・IT・ビジネス知識の提供を目標に

バックナンバー⇒  http://www.cool-knowledge.com
<eメールで届くパーソナルコンサルタントをゲットしよう>
  ⇒  http://www.mag2.com/m/0000048497.htm
  Systems Research Ltd. chief consultant吉田繁治
著者へのひとことメール⇒  yoshida@cool-knowledge.com


こんにちは、吉田繁治です。先日、メールマガジンの著者の紹介を行なう『メルマガ最前線』からのインタビューがありました。

本稿では、<私自身の周辺や、メールマガジン発行の想い>を紹介する目的で、(1)その内容を掲載しながら、
(2)理解を深めるための加筆を行なったものをお届けします。

本稿を通じて、クール・ナレッジのWEBと、『ビジネス知識源』のメールマガジンへの、私のスタンスも明らかにできると考えます。

多少の、気恥ずかしさを押さえながら・・・


(Vol.49の目次)「ビジネス知識源をめぐって」のインタビュー

1.メルマガデータ
2.「ビジネス知識源」の発行者吉田繁治(さん)へのインタビュー
3.インタビューの問いと回答
  3.1 最初に、専門とテーマの幅の広さに関して
  3.2 次に、WEBとメールマガジン狙いに関して
  3.3 目標について
  3.4 語りかける口調について
  3.5 映像を喚起する単語について
  3.6 リーダシップ論について
  3.7 メルマガ作成の時間
  3.8 読者増への貢献について
  3.9 理想とする経営コンサルタント像について
  3.10 毎日の過ごし方
  3.11 趣味
  3.12 家族について
4.メルマガ最前線発行人からのコメント



■メルマガデータ

タイトル     :「ビジネス知識源」
発行者      :吉田 繁治 (氏)
創刊号発行年月  :2000年10月末
配信頻度     :週刊+増刊、月間6回くらい
配信数合計    :約11159部 (2001年5月26日現在)
関連ウェブ    :「クール・ナレッジ」
      http://www.cool-knowledge.com

経営戦略から女性心理まで幅広い内容を網羅しながら経営の成功原
則を解説。発行開始後わずか半年で10,000読者を獲得する。膨大な
コンテンツでありながらも、読者に苦痛を感じさせない心地よさがあ
る。(編集人)



「ビジネス知識源」の発行者:吉田繁治さんへのインタビュー


吉田さんはSystems Research Ltd.でチーフコンサルタントをされています。業務領域を拝見しますと「小売・流通」「経営戦略立案」「情報システム」と多方面にわたる専門領域をお持ちであることがわかります。

【Q1:藤田幸枝】吉田さんがメルマガ発行を開始するにあたり、読者にとってまたご自身にとって「ビジネス知識源」がどのようになることを目指されていたのでしょうか。

【回答:吉田繁治】
WEBとメールマガジン開始にあたって、まず考えたことをまとめます。

▼最初に、幅の広さに関してですが・・・

経営も含めたいろんな事象、及び経営の戦略、方法は、
i)一見では(現象形態やフォルムでは)、業種や業態、規模で違うように見えるが、
ii)その本質部分では、強い共通性があって、
iii)単純化を図ることができると思っています。


その際、私の専門の基底には、約15年の本業である情報システムがあります。読書では、哲学や評論分野が趣味、というか専門領域です。

大学は東京大学でフランス哲学を勉強しました。これは、全く小林秀雄の影響です。小林秀雄と同じで、学校には、全然通ってはいません。とても素直なんです(笑)。本は読みました。読書は嗜癖です。

一時、東大教養学部の図書館の本を全部読もうとバカなことを決めて(サルトルの嘔吐の影響)、読む苦痛を押さえて、借りまくりました。図書館の司書から、近年稀に見る読書家といわれ、満悦だった。これはアホの典型ですね。

1年くらいで、止めた。実際は、字面を見てただけなんです。意味がとれなかった。でも、その時に読んだ、アインシュタインの音楽論、バッハ、モーツアルト論はよかった。それで、クラシック音楽が好きになった。

高校時代、それまでの数学や物理学への趣味を、哲学へ捻じ曲げました。ゲーテを読むと、どこかに数学や物理学に興味をもつのはバカだと書いてあって、本当に素直に、自分はやはりバカかぁ、それじゃぁ困るなぁと思った。少年期は、読んだものの受け取り方が素直です。今も少年期でしょうか。(笑)

コンピュータは、パソコンの登場期(1980年ころ)に、NECのPCから趣味で始めたことが、本業になった。最初、CAI(Computer Aided(or Assisted) Instruction)のソフトを作ろうかと思っていました。

Basicで、自分用にプログラムをたくさん組んだ。要素の単純化を図った売上高と資金繰り予測システムが、結構いい出来で、よく当たりました。この時、必要があって会計学、税務、経営学を勉強しました。

その後IBMの小型汎用機のデータベースマシン、システム38(現在のAS/400)を使った。これはいいマシンだったですね。


日本に限らず、最近の経営では、モノマネでなくホンモノ、流行の用語ではコア・コンピタンス(競争力の中核となる領域)が必要です。

コア・コンピタンスは、「わが社は何によって、企業として顧客にとっての存在理由を確保し、社会貢献ができるか」という問いの突き詰めによって、得られるものですね。

【突き詰めの事例】
サプライチェーン・マネジメントの先行事例を作った、ウォル・マートの創始者サム・ウォルトンとP&Gの営業担当役員ルー・ブリチェットは、ある日1986年のある日、休日に2日間のカヌー遊びにでかけ、趣味、人生の目標、会社の将来のことを話し合います。

その時、ブリチェット氏は、<P&G社の企業としての「真の目的」は最終顧客の満足を高めることである>と言います。<なんだ、それじゃ、わがウォル・マートと同じ企業目標じゃないか>と創始者ウォルトン答える。

(友人である、ノースカロライナ在住のITコンサルタント岩島嗣吉氏の『コンシューマー・レスポンス革命』(ダイアモンド社)へ一部加筆)

ここから、5年後の90年代から流行る顧客満足(Customer Satisfaction)、CR(Consumer Response)、SCM(Supply Chain Management)等の概念の、原型と方法論、ソフトができあがります。
実はこうしたことで、先行することが大切。その時は、周囲には重要な意味が見えてません。一握りの当事者だけが知っている。

経営の根は人生観、人間観、社会への使命観など、幅広いものかの突き詰めで得られる信念から発するということです。信念が末来を創る。

経営も有効な戦略も、問題の、「部分的な考察」では、解くことはできないと思っています。

端的には、「経営問題」とは「人間問題」であり、人間観と世界観から発します。従って、諸学が関係します。

▼次に、WEBとメールマガジンの狙いに関してです。

(1)まず、
事実情報を伝えることは、必要ではあるが、それだけをクール・ナレッジのビジネス知識源で行なっても、他との「差別的・差異的な価値」(つまりコア・コンピタンス)はないと考えました。

(クール・ナレッジのWEBは6ヶ月で11万アクセスです。最近は1日1000アクセス。最初は1日200くらいでした。5倍にはなりましたが、まだ、目標の1号目くらいでしょうか。まだ、とてもマイナーですね(笑))

(2)したがって、
事実情報を伝えつつも、その「本質及び原理」を解きあかして、
i)経営や起業、および改革の実践原則にできること、
ii)しかも、それが応用展開できるものであること、を目標にし
ました。

(3)その際、導いた成功原理と実践の原則の単純化を図る。

この単純化は、以下の4つ、
i)短期の対応策としての有効性、
ii)長期の改革策としての有効性、
iii)及び長期の目標としての有効性
iv)変わらない原理
に仕分けすると、得られることが多いと考えました。

▼次に目標について

「私が、日頃考えたことをまとめたものが、そのまま、読者にとっての有効な知識や、有効な技術、考察の導きになる」ことができれば、幸せであると考えました。


【Q2】メルマガマーケティング最前線には、これまで数人の経営コンサルタントの方々にご出演いただいておりますが、一般的に文章のスタイルにおいて断定的な筆致といいますか、私自身も媒体によっては自己の考えを表現するにあたり、そのような書き方をしています。

吉田さんの文章は、主張する部分に加えて、読者に語りかけるような雰囲気も感じられますが、これは意識してそうされているのでしょうか。


【回答】
▼意識して、語りかける口調にしています。

理由は、メールという媒体(メディア)は
(1)個人から、個人へ発信されるものである。
(2)そこで、「演説調」は「論文調」は、とても変である。
(3)私の考えは、「仮説」に留まる。
(4)したがって、読者の視点で、一緒に考えることを行ないたい。

(5)ただし、断定する必要があると思うときは、強く、断定する口調を敢えて使う。特にマスメディア批判でそうしたことが多い。恨みはないのですが、現在の組織としての姿勢、編集方針に問題がある。批判と非難は意味が違います。(笑)

メールのメディア価値は、Person to Person の、メッセージ性にあると考えています。相手は、顔をもたない匿名の大衆ではない。個々に、かけがえのない個性をもつパーソンです。

個のメッセージ性によって、双方向のコミュニケ―ションが成立するであろうとの<願い>があります。インターネットが、安価に瞬時に世界中と、それを可能にした。ここが価値でしょう。

同じ価値観に立って、企業と物事を眺める姿勢をとるのが<理想>です。

▼次に、映像を喚起する単語を使う

表現上の注意では、「文字から、映像が浮かぶような、映像的単語
を使う」ことに留意しています。

時々、生硬な抽象的な単語を使ってしまうことがあります。できる限り、具体性、映像性、イメージ性をもたせる、という留意ですね。文字や単語は短期で消えますが、映像は、結構長く記憶に残ります。

経営や経済、情報システムに関することは、概念やコンセプト的なことが多いので、それを、<具象化したイメージにできるような単語>を使い、そこに<個人的なメッセージ>を挟むという方法です。

息抜きの目的で、(蛇足ですが・・・)と入れる方法も使いますが、そのことのほうが、読者の記憶に残ることが多いようですね。
つまり、サイド・ディッシュのほうが旨いって(笑)

自分が夢中になって書いていると、(蛇足・・・)の部分を忘れ、読者の注意力が「切れる」ことがあります。

しかし、わたしがどんな想いや願いで書いているのかが、巧く伝わると反応が強くなりますね。
やはり、読者はどこかで<個人的メッセージ性>を強く欲しているという証拠でしょう。

《ビジネス知識源:オフィス家具メーカー会長、マックス・デ・プ
リの体験に関する、リーダシップ論からの、インタビュアーによる引用》

▼出会った看護婦がメンター(Mentor:導師)だった

孫が危険な早産で生まれた。産院に行くと集中治療室にはいってい る。安心できる状態ではない。どうしたらいいか戸惑っていると、 係りのルースという看護婦がアドバイスをくれた。

<どうか、来る日も来る日も、病院に来て下さい・・・来たら彼女 の身体と脚を、あなたの指で擦(さす)って、その間中、自分にとって、どんなにズー(未熟児の名)のことが大切で愛しているか、 言い続けてください。ズーはあなたの声のトーンと、指でのタッチを結びつけるんです>

デ・プリーは、ルースからズーの扱い方だけではなく、このとき<リーダーに最も必要なことが何であるかの、この世で得られる最高の導き>を受けたと語っている。

もう1度をゆっくり、かみしめて読んでください。心が伝わるはずで す。(日本では、新生児を触らせないでしょうね)

これはきっと伝わる。リーダーに必要な、コミュニケーションの核心。
いや・・・人間として必要な、最も大切なことかもしれない。 ああこれか、とわかった価値は100万両(この表現は古いか)
                  (以上で引用おわり)


【Q3】これまでのメルマガではリーダーシップに関するものが詳細に書かれておりますが、吉田さんが実際にご自身の経験で多くを学ばれたことについてお聞かせください。


【回答】
▼経営の根幹には、組織論と目標論があると考えています。

ところが、
経営の組織については、日本では、目的をもって、意識的に、戦略的に経営組織を作ったことがなかった。

したがって、(特に日本の会社では)
有効な組織論が大きく欠落しています。これは、長期雇用であったためもあります。

その時、
情報が根幹になる21世紀経営には、多くの組織で<従来の、軍隊型のピラミッド組織>ではなく<リーダシップ型の、横の連携組織>が有効と考えました。

これは、戦術の方法論、技術、作業の前にくる、基調テーマです。

経験では、
実際のコンサルティングの時、日本型チェーンストア小売(ほとんどが軍隊組織)が、現場で情報を活用し、自律できるには<リーダシップ型>が必要だ、と思ったことです。

また、ダイエーを筆頭とするチェーンストアがうまく行かなくなった原因の根幹には、トップ(または本部)が全てを決める、現場は実行のみということがありました。巨大組織の硬直化が、激しかった。

もちろん、企業の発展段階(最初の10年等の時期)は本部が全部を決めること、作業の決まりを作ることが必要になる。それがなければ、組織ではなく、単なる集団です。

しかし、企業組織が肥大した時、または、本部方針が硬直化したときは、その方法では、至るところで組織の全体効率が低下し、生産性が低下するのです。

自発的なやる気も失われる。みんなが給与を稼ぐためだけの、我慢の組織になるのです。必要な自己発現にならない。従って、自立的な自動成長組織にならない。

叱咤激励(しったげきれい)が常に必要で、その効果は、次第に減少してゼロ、またはマイナスに向かうのです。現場では、また、おなじかぁ、まぁ一応聞いておこうとなる。目の輝きが失われた顔を見るとすぐ分かる。

チェーンストアでは、店舗現場の<自律>の仕組みとツール、情報がなかった。
<自律>には情報と、自己決定(enpowerment)と責任体制が必要です。コミットメントとパフォーマンスの評価。そして自己目標。



【Q4】週刊+増刊の発行、1回あたりのコンテンツ量も多いですが、メルマガ作成にはどのくらいの時間をかけられていますか。


【回答】
▼2つにわけることができます。

(1)すでに、自分のなかでまとまったテーマのとき

1回分(A4で17ページ分:約2万文字:原稿用紙50枚、改行とスペースを含む)で、丸一日かかります。その後、表現の修正を行な
って、配信します。

テーマによっては、2日くらいかかることがあります。

読者数が約5000名を超えたあたりから、当方の意図とは違う誤解が生じているなという感想をいただくことが、若干数ありますから、細部の表現に、注意をするようになりましたね。(まだ修行中です)

それにメルマガの読者10000名って、なにかの<変曲点・質的転換点>ですね。反応の質がかわるということが実感できました。

今後は<このことは、こう理解してほしい>という、ガイドをいれることも必要と感じています。それと、一緒に考える姿勢。

時々これを忘れると、読者の方の60%くらいが、別の理解になることがある。

(2)自分にとっても新規テーマであるとき

調査、調べる時間として、毎日、毎時間、食事の時も、寝ても醒めてもすべての時間を使っていると言ってもいいと思います。

自分にテーマや問題を課しておくと、新聞・雑誌を読むとき、読書をする時、対話をする時、テレビを見るとき、街を歩く時、調査の時、お風呂の時間、音楽を聞く時間、買物のすべての時間が、ヒントを与えてくれる時間になります。

「すべてが根でつながるような感じ」になりますね。一種の芋づる。

こうして調べるプロセスで、「過去にまとめたこと」との関連が出て来た時、メールマガジンにすることにしています。これは、自分自身の考えをまとめるためでもあります。
また、まとまらなくても、書いていると、まとまりが出てくる。

その際、私の考え、***氏の考えを、区分することに努めます。

以上のようなことで、クール・ナレッジのメールマガジンでは、実は、カオス状態である経営問題の、先端のことを扱っていることになります。

そうでないと、自分にとっても、相手にとっても、あまり意味がない。
優れた経営者、ビジネスマン、現場の名人的な職人さんには、徹底と聡明があると、よく感じますね。みんな、一所懸命に、考えています。



【Q5】読者増に貢献していると思われるのは?


【回答】
(1)WEBが、Yahooに掲載されていること。
(2)マグマグ等の、メールマガジン発行元でのアンケート等で
<読者推薦>マガジンに選ばれ、案内に掲載されたこと。
(3)いわゆる口コミ(友人、知人、上司、部下、取引先)

当然のことですが、3番目の口コミが、一番強いですね。これが読
者増の基盤になっています。
(1)は、細く長くという感じの増え方です。
(2)は、時々載ると、急増があります。

読者数340万人(ユニークオーディエンス)というマグマグが強いです。いただく感想、及びアンケートからは、以下の貢献があるようです。(340万人は、PCでのインターネット・ユーザー2500万名の13%、この13%というのも意味深い数字ですね)

(1)新聞の記事や、読んだ本の意味がわかるようになった。
(2)方法がわかった。
(3)自己変革できていくのが分かる
(4)いまままで、つながらなかったことが、すっとつながるように
なった。
(5)他の本を読む必要がなくなって、全部やめた。(これは害?)
(6)いろんなことを見る目がついた。
(7)ともかく、面白い。文章に力がある。

今のところ、ところどころ誤解はありますが、否定的な評価はありません。もっとも、そうした人は、もともと読まない(笑)



【Q6】吉田さんが理想とされている経営コンサルタント像についてお聞かせください。


【回答】
以下のことができればいいなと思ってます。目標ですね。

(1)自分の興味の分野が、クライアントの問題と一致する。
(2)クライアントが日々発生する応用問題が自分で解けるような、本質的な知識、方法、戦略、技術を与える。
(3)経営者と社員が、「ちいさな幸せ」、充実感を感じることが増え、自己実現のようなものが、どこかにできる。
(4)社会に、小さな幸せが増える。

大きな幸せって、ニセモノっぽいでしょう?
幸せの正体は、たぶんなにかの、「充実感」でしょうね。
大上段の幸福論からは、こぼれます。



【Q7】毎日の過ごし方、ご趣味、ご家族についてお聞かせください。


▼毎日の過ごし方
調査、新聞・雑誌、会議、出張、指導、読書、テレビ、メールマガジンとWEBコンテンツ作成、リポート作成、海外視察、宴会等ですね。
一番長い時間は、PCに向かって、書いている時間です。

▼趣味
趣味といえるものはクラシック音楽(ピアノ曲)とゴルフでしょうが、ゴルフは10年くらい前に、シングルまでいきましたけれど、最近は全くできていませんね。今は、玄関の脇に立てている軟鉄製ゴルフクラブが錆びています。ゴルフの本も、いっぱい読んだ(笑)

あとは、美味しいものを食べることでしょう。これが一番の<嗜癖>かなぁ。 和食ですね。
海外にいくのも、好きです。観点を換えた思索ができるから。

▼家族
パートナーと二人で、大阪府豊中市東豊中の戸建て住宅に住んでいます。ここは5年目です。新婚家庭のようなものですね。(裏返ったジョーク?(笑))

長女は、今年、神戸女学院を出て、1年半の予定でニューヨークのビジネス・スクールに留学中です。私のWEBを、時々見て、読んでいるようです。今は「なにをやるべきか」を探している最中でしょう。親の援助には頼らないと言って、自分でアルバイトで貯めたお金で、渡航したようですね。その辺ははっきりしない。

単に、ニューヨークで遊びたいだけかもしれません。それでいいでしょう。遊びは徹底すれば、おおきな意味をもたらすからです。要は、徹底できるかどうか、でしょう。

私からのメッセージは、WEBで伝わっているかなぁ。いろんなこともバレます。記事の、あのひとだぁれ?ってね。困ります(笑)

次女は、京都精華大学の1年生です。京都に住んでいます。大分前からGeocityに自分でWEBを作っているようですね。どういう理由か、アドレスはわたしには教えませんが。なにかユニークな文章を書き、変な絵を描く子です。時々、メールのやり取りで知り合った男友達を家に連れて来ます。

次女から、私のクール・ナレッジを見て、トップページの私の写真が変だ、家族のことを1回は書け、家族の写真を載せろという要求がきましたが、検討中です。(たぶん却下)
この件では、藤田さんのご意見は、どうでしょうか? (笑)


【インタビューアー:藤田幸枝】
そうですね。読者としては興味のある吉田さんのご家族も拝見し
たいと思う気持ちは多くの人がもっているとは思うのですが、た
だそのような希望にすべて応えることが、貴誌にとってよいこと
なのかどうなのか・・・。

作成される内容にもよると思いますが、分析の対象とされるのであれば、同一のウェブでもよいのかもしれません。

そういえば昔、私は会社のウェブ(事業部単位)を担当していたときに読者の要望で、自分自身とアシスタントをしてくれていた方の写真を掲載したことがあります。アシスタントの写真のほうが好評で彼女のほうが多くのメールをもらっていたようです。私のは「もっと笑っていたほうがいい」なんていわれました(笑)


【吉田繁治】
実は、現代家族論は、精神分析の中核ですね。ここに、国家論も、深く絡みます。(国家論も家族論も、日本人がまともに追及してこなかったことのひとつです。いたるところに大きな欠落がある)

(精神分析ということ)
今後の経営では、<精神分析>を抜きにできません。日本もアメリカ並ですね。(笑)いろんな問題があらわれるのは、やはりアメリカが早い。2億8000万人のなかには根底から考える人がいるからです。

日本でも、もうすぐみんなが気がつくでしょう。あと、約5年が必要でしょうか。

例えば、目先の、<構造改革>や<リストラ>といわれるものの先にあるものはなんですか? 構造改革のゴールはなんでしょう?ゴールなしで、改革ができるのかなぁ。どうしてゴールを論じないのでしょう。ここも欠落。このままでは、またハヤリと消耗で終りますね。

(構造改革とリストラの先にあるもの)
構造改革で終るのですか? すべての改革は手段に過ぎません。日本人が得意な<他のビジネスモデルの模倣>も同じでしょう。

改革や模倣の先になにがある?改革・模倣は手段。模倣は目標にはならない。手段の先の目標を見るべきなのです。

まさに現代、仕事の意味ややりがいで、「自己実現が目標」に浮上しています。ところが、いま、この部分が、日本企業の経営論で、すっぽり欠けていますね。ガンバロウだけでは、至るところで煙がでて、結果は消耗で、ダメです。そして、また次の消耗に向かう。全体で言えば、物凄い損失でしょうね。

そこで、<新しいリーダシップ理論>で浮上したと言っていいでしょう。リーダシップは、端的に言えば、人間のやる気に方向を与える方法です。リーダーが方向をまとめ、フォロワーはチームワーク。
ただし、この国で、リーダシップに関する理解はとても浅い。


(実は、村上龍の基調テーマも同じ)
人気作家:村上龍の小説のフォルムをとった記述の、一貫したテーマも、実は<自己とはなにか?>と<国家とは何か?>の問題です。

特に彼は一貫して、意識した「国家論」の追及者です。1970年代までの共通目標が消えたように見える日本、なにが、仕事や生きる意味になり得るか?ということです。

最近作の『タナトス』(2001年3月)は、主人公の女優の性行動を通じて、生々しいサディズムとマゾヒズムを描き、モロに国家目標論を出していますね。昨日、福岡からの帰りの飛行機で読みました。

紙の上に並ぶ単語だけ見れば、世間では異常とされる性行動、及び精神の錯乱ですが、それは、読者の興味をひくための外観、売るための包装紙、舞台装置に過ぎません。


<自己>は夏目漱石、三島由紀夫の基調テーマでもありました。江藤淳、石原慎太郎、大江健三郎、村上春樹も、テーマは同じです。西欧・米国、中国との対抗をとても強く意識する日本の、特殊な部分かなぁ。

(フォルムの違いとテーマの同一性)
他の人も、表現形式(小説、絵画、映画、テレビドラマ、音楽、評論、建築)こそ違いますが、テーマはおなじです。<自分とはなにか?>

日本のポピューラーソングでも歌詞を聞くと、そうですね。
若い世代が、要は<自分ってなに?>って歌ってる。

そこでは、<自己とか、アイデンティティはなにか?>となる。


(アイデンティティ:自己同一性)
アイデンティティを分かりやすく言えば、やる気、充実感を出すための、自己目標、生きることの意味はなにか、でしょう?ここに<家族との関係>、<友人や恋人との関係><自己愛の問題>、<人間観>、<国家観>が絡みます。

生物学的な人間は、肉体に過ぎませんが、精神世界と言語をもつ人間は、外部との<関係性>の総体です。


(実業の作品)
実業といわれる分野での経営者の作品(自己の表現形式)は、商品と企業組織です。これも、実業分野での、自己の表現形式(フォルム)のひとつと見ることができる。

本社という建物や、店舗建築、商品も、目に見える自己の表現形式のひとつですね。
みんなが、同時に、一勢に、同じテーマを追及している。

(専門化)
ところが、特に20世紀は、仕事でも、考えでも、悪い意味での専門化が進み過ぎて、自分で掘った、狭い井戸やコトバからしか外界や他人を見ていないことが多い。専門に閉じ込められた状態です。

歴史には、こうした時期があって、そこで、解決策に閉塞(へいそく)が起ると、次はまた、広い視点の時期がくる。

ノーベル賞クラスの頭脳は、キリのように尖った専門領域を持っていますが、その視点は、とても広いと感じますね。


(自分で掘った井戸)
当人が、井戸に入っているという自己意識がないことが、いろんな問題として現れます。すこし、世界を広く見れば、つまり観点を換えれば、解決方法や意味は見つかでしょう。私の基本スタンスです。

(こころの闇のテーマ)
特に<マネーを超えた意味>のところで、やる気や充実感が出るのが現代人ですね。東電OL渡邊泰子を素材にした<こころの闇>4部作もそれをテーマにしています。文字を見て、ところどころエロと受け取った人もいるかもしれませんが(笑)
人間の全体を扱うと、性の領域が抜きにできない。

1万1000名のメールマガジンの読者の方には、この<こころの闇:4部作>は、今までのものと違うと感じられていることが多いようです。しかし<リーダシップ>において重要な「仕事とやりがい、生きる意味の根幹」、精神やこころにかかわるものです。

私のなかでは、同じものです。


【吉田繁治】
あと家族の1員では、室内犬(シーズー:雌:7歳)が1匹います。これは、本当にかわいい。この犬の目に、何が見えているのかと考えます。(犬も夢は見ます。つまり自己意識と精神世界はある。時々寝ている時、クンクンと小さな声でほえてます。最初なんだと思った。)

どんな世界や自己を、見ているのでしょうか?
どうも、目標はもってないようですね。その点は違う。(笑)
現在を喜んだり、哀しむ。
藤田さんも、考えたこと、ありますか?


【藤田幸枝】
犬は私も大好きです。今までに二度よその家の犬にかまれて病院に行ったことがありますが、それでも犬はかわいい。

ただ刹那的といいますか、ペットは過去の経験から学ぶかもしれませんが、将来の希望や不安というものを抱かない。それゆえかわいいのかもしれません。



■メルマガ最前線発行人からのコメント

【Person to Person のメッセージ性を含ませる】

吉田さんは「メールというメディアの価値は、Person to Person の
メッセージ性にある」という。

物理的に離れた個人同士が、メールによって出会い意識を共有する
ことができるということは、非常にすばらしいことと感じる。

メルマガ・スタンドを介して発行されているメルマガの中にも、メッ
セージ性が高いものと低いものがある。もちろんそれ自体が各メル
マガの個性にもなっており、後は読者の好みによりけり。

たまにメッセージ性の低いメルマガの記事中に、発行者の裏側や私
生活が垣間見えたりすることがあるが、そんなときはなんだかとて
もうれしくなったりする。この人も普通の人間なんだなぁと感慨深
いものが湧き上がるからだ。
      (インタビューアーからのコメントおわり)



以上インタビューの内容に、加筆をしたものです。

今回は、軽く読めるものにしました。外は晴れた青い空。大分暑くなった。

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▼クールナレッジ掲示板(BBS)で投稿
http://cgi.members.interq.or.jp/venus/yoshida/BBS/light.cgi

▼WEBで、他の考察を体系的に
http://www.cool-knowledge.com
(メールで送ったマガジンを含め、後日、修正と付加の説明を加え、
載せています)

▼著者へのひとことメール
yoshida@cool-knowledge.com
※友人、知人、同僚、部下、上司、取引先への転送は自由です。
<知識のこころ>のプレゼントになれば、幸せです。
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copyright : Systems Research Ltd. Chief Consultant 吉田繁治