こんにちは、吉田繁治です。今日から、不動産関係の講演で青森で
す。新大阪から新幹線で、約6時間もかかります。「浅虫（あさむ
し）」というところの旅館に前泊します。

これから不動産や住宅をどう売ればいいかかというテーマです。鍵
は、「買った後の顧客満足」にある感じがしています。これは、店
舗での小売、それに卸を含むあらゆる販売に共通することです。

【事情知らず・・・】
現地のタクシーが心配なので旅館に電話で「タクシーは大丈夫です
か？」と聞くと、「新幹線もタクシーも動いています」とのこと。

「雪はどれくらいですか？」と訊ねれば、「あはは・・・屋根でス
キーができますよ。暖かい服装で、来て下さい」とのことでした。

日本の全部の県のうち、青森だけ行ったことがありません。
なんだか楽しみです。それにしても、今年は寒い。

【当方でわかった在庫と増刷状況のお知らせ】
メールでお問い合わせをいただいている拙著（『国家破産：これか
ら世界で起こること、日本がただちにすべきこと』の在庫は、『ア
マゾン』では、第3刷りが2月29日の入荷になっています。

『紀伊国屋Web』では、2刷りが補充されています。『楽天』にもあ
ります。他の書店でも、2刷り分が補充されているようです。イン
ターネットであちこち探してもなかったが・・・と言われる方が多
いので、お知らせします。

2刷りの後は、アマゾンのように2月9日からは、3刷りが補充される
予定です。

リアルな書店の在庫はインターネットでは分かりませんが、2月23
日上がりの4刷りも決まったと連絡を受けたので、ほぼ、大丈夫で
しょうか。お待ちの方には、大変ご迷惑をかけ、お詫びします。

紀伊国屋Webには、電子版（価格は1439円と30％安）もあります。
まだ、ご利用数は少ないと思います。当方、これを機会にと買って
使ってみると、使用感は、予想より快適でした。

前号には、利用法と使用感を詳しく書いています。

紙の本より2倍くらい速く読める感じです。ＰＣとiPadそしてス
マートフォン等で使える、マルチ・インターフェースです。文字の
みでなく、画像やグラフも壊れず鮮明に出ます。活字の大きさと、
1行の字数を、読みやすさに合わせて自由に決められるのがいい。
紀伊国屋の電子版が出た途端、ベストセラーの4位にはなっていま
した。

使ってみて、2年後から、電子の本や雑誌が、今の米国アマゾンの
ように、在庫管理や物流と、難しい売上数予測の問題がないので、
日本でも爆発的に増えるのではないかと予感しました。

アマゾンでの日本語の書籍の電子版は、主に著作権の買い取り問題
の障害で、まだ一冊も出ていません。英語のみです。また、アマゾ
ンの電子版は、紀伊国屋と違いKindle専用でハードを買う必要があ
ります。『廣済堂』では、PCがそのまま使えるPDF版が出ています。

アマゾン（紙）            ： http://www.amazon.co.jp/
紀伊国屋Web（紙＋電子）  ： http://bookweb.kinokuniya.co.jp/
楽天書店（紙）            ：http://books.rakuten.co.jp/
廣済堂bookgate(紙＋PDF版)： http://www.bookgate.info/
他のWebにも、順次、補充されているでしょう。

今回は、短く、お問い合わせに対する、お知らせです。
これから、簡単な準備をし、新幹線に乗ります。

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の関係で、返事や回答ができないときも全部を読みます。時には繰
り返し読みます。

【著者へのひとことメール、及び読者アンケートの送信先】
yoshida@cool-knowledge.com

■最近の有料版のテーマと目次

＜573号：1929年～33年の世界恐慌を振り返れば、
                             将来が見える（1）＞
                 2012年1月18日号

【目次】
1．国債のファイナンスの問題
2．銀行損失は、2年後では、未確定のまま過ごされる
3．ユーロと、日本の違い
4．欧州の政府負債と財政赤字（GDP比：2010年）
5．欧州は、平均でGDP比10％の国債の新規発行がある
6．PIIGSの対外債務と、1年に70兆円（推計）の、対外返済
7．ギリシア国債のヘアカットは、50％では足りないと言われ始め
た
8．1929年からの世界恐慌の推移

【後記：3題】

＜574号：増刊＋正刊：
            世界恐慌を振り返れば、将来が見える（2）＞
                 2012年1月25日号

1．1210兆円の、不良債券の根雪の上を、中央銀行と政府マネーの
500兆円が覆っているのが現在
2．日銀が集計した、日米欧の資金循環表
3．米欧の金融機関に必要な、自己資本額の計算のために
4．日本、米国、ユーロの官民の金融資産合計は、1京2919兆円
5．1929～1933年の大恐慌のときは、どうだったか？

【後記：外人の日本国債買い】

■1.無料のお試しセット（最初1ヵ月分）：

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