マスメディアがもつ大衆への条件付けの権力(前編)
This is my site Written by admin on 2019年7月27日 – 10:00
原稿を書くとき、机の左横ある、液晶テレビの音声を消して、かけて
いることが多い。時間ではCNNやBBCが1/3、スポーツ中継1/3、日本の
TVのニュースやバラエティ1/3くらいです。世の中の動きを見るため
です。ときどき、音声を出します。NETFLIXやアマゾンのビデオンデ
マンド、YOUTUBEでの検索映像もTVで見ています。

選挙結果への分析と政治への思考が、マスメディアでは、吉本興業に
所属する芸能人の「闇営業」をめぐる問題で、陰に隠れた感がありま
す。

TVへの出演では、局アナ以外はプロダクション(芸能事務所)に属す
るタレントばかりなので、ことのほか熱を帯びています。TVと芸能の
業界には、触れることがタブーになっていることが多い。

社会が抱えている構造の問題は、ことあるごとに噴出します。水曜日
に有料版で送ったものを、若干の修正をし、前編・後編にわけて送っ
ています。

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<406号:マスメディアがもつ大衆への条件付けの権力(前編)>
       2019年7月27日:無料版

【前編の目次】

1.メディアとプロダクションの構造的な問題
2.大手芸能事務所とプロダクションの権力
3.吉本興行の特殊性
4.メディアがもつことになった大衆への権力
5.政治とマスメディアにも同じ構造がある

【後記】
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■1.メディアとプロダクションの構造的な問題

驚いたのは、吉本興業にマネジメントされている芸能人が6000人とい
うことでした。おそらく人数では世界1のプロダクション。現在は上
場を廃止していますが、かつては東証一部で株式を公開していました。
現在の株主には、TV局が混じっています。

▼芸能事務所の働き

芸能事務所のマネジメントとは、番組や芸能イベントへのタレントの
派遣と報酬の契約のことです。芸能人やタレントのほとんどにはマネ
ジャーがついています。タレントの芸とマネジメントは、仕事の筋が
違うからです。

【吉本興業は、タレントの闇営業を問題にした】
個人で営業することは、会社の契約を通していないので、業界では
「闇営業」とされます。吉本問題の発端は、タレントが闇営業で行っ
たイベントの主催者が「反社会勢力」だったことでした。

最初、本人たちは、報酬をもらったことは、否定していました。報酬
を貰わないなら、ボランティアであり、闇営業にはならないからです。
ところが、フライデーが、そのときの証拠写真を公開するという連絡
が会社にきて、隠すことはできなくなった。

当人は「報酬はもらっていないと嘘を言っていたので、ファンにお詫
びの会見をする」と申し入れましたが、会社側は「その記者会見を行
うなら、全員をクビにする」とした。これが経緯でした。

吉本興業の社長が、最初、問題にしたときは「闇営業」に重点があり、
イベントの企画が反社会勢力だったということではなかった。反社会
勢力というのは、社会に向かってあとでつけた理由です。

【TV局は、娯楽番組の制作には直接はかかわらないことが多い】
TV局(マスメディア)やイベントの企画実行をする会社が、芸能人個
人と契約をすることは、マレになっています。このため事務所(プロ
ダクション)との契約を失った人は、事実上、TV出演の機会はなくな
ります。

個人としての出演は、トップランクの人気があるひと以外は難しい。
人気とはPopularityが語源です。多くの人が知り、TV事業の命である
視聴率が高くなるタレントがもつものです。TV局のタレント採用にお
いて事務所との「癒着」が多いことが、まず、問題の根にあることで
す。

巨大になった吉本興業が、タレントを決める放送局(編成、プロデ
ューサー、ディレクターなど)と「癒着」ともされる強い関係をもっ
ているのは事実です。

そのベースになっているのは、局と吉本興業の、接待・会食を含む
「つきあい」という。報酬契約のバックリベートがあるかどうかは、
当然に不明です。あり得ることですが、「暴露」がない限り、今後も
明らかになることは決してないでしょう。

■2.大手芸能事務所とプロダクションの権力

大手の芸能事務所は、放送局と強い関係をもつので、所属タレントに
「仕事を与える権力」をもつことになります。客を呼べるトップクラ
スのタレントでないかぎり、事務所がタレントの上にある主従の組織
が芸能界です。対等な契約により近代化した会社組織ではない。師匠
と弟子の関係があるのです。

根本の原因は、TV局の編成(プロデユーサーやディレクター)がタレ
ントを選び、番組を自主作成することが少ないことです。番組の内容
も、制作会社であるプロダクションが企画・制作して、TV局に販売す
るものが多い。当方の大学の同窓に、番組を作るプロダクションの社
長をしている友人もいます。最近、飲みに行く機会は少ない。

▼放送局の事業とは何か?

放送局は、番組の内容でなく、放映するメディア(情報宅配の電波)
を所有しています。いわば、商品の中身を作らない宅配業です。

TV番組の収入は、コマーシャルのスポンサーから得ていて、視聴者に
は無料で提供します。視聴者は、偽装的な無料で、番組を見ています。
利益を得ることが目的の事業は、収入の構造(Type of Businessとい
う)に、その特徴が出るものです。

【迂回した収入】
コマーシャルのスポンサーは広告料を、販売する商品の価格に含ませ
ています。間接的ですが、国民は消費税と同じ形をとって、民放の視
聴料を支払っています。ところが、われわれにはその意識はない。こ
の収入と支払いの偽装的、迂回的な構造に、収入が増えなくなった民
放が堕落に向かうことの原因があるのです。

米国では、視聴者が料金を払うPay Per Viewも多く、そこは、自主
的な番組を作っています。最近のインターネット映画(ビデオ・オ
ン・デマンドの形式)のNETFLIXもこれです。NETFLIXは、視聴の契約
者からお金を得て、映画そのものも、たくさん作っています。

コマーシャル収入のないNHKは、直接税の形式で視聴料をとります。
民放も、迂回した料金、つまり間接税の形をとって、同じ構造で収入
を得ていることがわかるでしょう。

民法のコマーシャルによる収入は、大衆(Public)への放送メディア
事業における、巧みな発明だったのです。

【パブリックという概念】
日本ではあまり意識されない「パブリック」も、西欧では、封建地主
だった貴族に対して、労働者が多くなった近代社会が、発明した社会
の概念です。このPubicとのRelation作りが、PRつまり広告です。ほ
ぼ100年前からの工業化した量産ではパブリックが買う商品の量が、
個品生産だった職人の時代の貴族階級より圧倒的に大きくなったから
です。これがPR(大衆との関係づくり)の発生を促しました。

日本では、封建貴族だった武士階級に対する「(労働者)大衆」です
が、発祥が意識されているでしょうか。日本の大衆社会も、武士階級
が消え、生産が工業化(規格品大量生産)していったときからでした。

活字の新聞のあと、ラジオから始まった、大衆に隈なく届く映像メデ
ィアは、TVの時代になって、概念を表す文字による理性ではなく、感
情的、情緒的に大衆(Public)を動かす権力を得るようになってきた
のです。

【個人の直接経験ではない、疑似体験】
小説と映画に代わったTVドラマも、含まれます。TVドラマも「感情を
動かす」ものです。時代の、理性的でなく、情緒的な価値観を広める
役割を果たしています。

ひとびとは、映像と音声のメディアにより、個人の直接体験をはるか
に超えた広さと広がりをもつ「疑似体験」を得ます。

その疑似体験を得たことは個人の記憶になり、その記憶の植えつけが、
哲学者のマーシャル・マクルーハンが指摘した「大衆の情動を条件付
ける、記憶を与える権力」をメディアに与えることになってきたので
す。

TVに多く出演するタレントが、政治の選挙でも、多数の票を得るのは
このためです。比較優位の多数票をとって当選した政治家は、法を作
り、行政を指揮する権力を得ます。その権力の源泉は、メディアが作
る人気です。メディアへの出演の多さは、権力を与える人気(大衆か
らのPopularity)の源泉になります。

メディア権力の発揮が、「TVに出た商品タレントの、大衆からの評価
価値が上がる」ということです。つまり、TVの本質は、放映する映像
と音声(人物、物語り、芸)を、パブリック(貴族階級ではない大
衆)に記憶させるコマーシャルです。これが、マクルーハンが「メデ
ィアはメッセージ」といったことの意味でしょう。

■3.吉本興行の特殊性

番組に出る吉本のタレントは、放送メディアと会社がいくらで契約し
ているか知らない。ただし東京では、所属タレントに放送局との契約
額を明示することが普通という。

吉本では、人気度が中から下のタレントでは、90%がマネジメント料、
10%が個人報酬と言われてきました。なぜ、会社側の受け取りがこん
なに多いのか。(注)個人の人気度により「報酬の階段」はあります。
有名タレントの報酬率は高いので、平均では50%から60%という(社
長の言)。吉本では、ダウンタウン等の大物タレントも契約額は知ら
されていません。

今回のケースで、会社が、宮迫博之氏と田村亮氏のいったんは首にし
た理由の重点が、
(1)会社を通さない闇営業をしたことにあるのか、
(2)反社会勢力から報酬をもらったことか、不明です。

【「姿」から見える本当の理由】
推測ですが、会社(岡村社長)にとって(1)が重かったと考えてい
ます。「イベントに出たこと」より、「報酬をもらった」こと、つま
り、会社を通さない闇営業が明らかになったからでしょう。

記者会見では、岡本社長が「反社会勢力から報酬をもらった」という
ことを強調し、それを理由に、社長も謝罪した会見からの印象でもあ
ります。

人の心は、誰にもわからない。文章を、相当量、書いてきた経験から
しても、自分の心の中はわからない。気分は刻々と変わるからです。
言葉は、過去を固定します。しかし心は常ならず、つまり無常でしょ
う。

「そのときの、自分の真意(=心)は***だった(使ったことばの
間違いだった)」というのは、多くの場合、言い逃れのための理屈で
しょう。

記者会見も、表現の言葉、表情、身振り(この全体が「姿」)から、
リアルタイムに、その姿がうかがえる要素を総合して、直観で推測す
るしかない。「場の言葉」は、政治家の答弁と同じように、ごく少し
しか、意味を伝えません。

会社側からは、件(くだん)のタレント個人が、「個人の資格で記者
会見をすること」が契約の解除に値することとされていました。

吉本に所属するひとは、会社がメディアに記者会見を伝えて、出演さ
せてきたからです。会社を通じた番組への出演と、同じ構造です。記
者会見では、報酬は貰わない。しかし、個人で行うと闇営業と同じ形
式になるからです。

岡本社長は、「もし会見をしたら、お前らを首にする。自分にはその
力がある」と言っていたという。

これも変に思ったことのひとつです。なぜ、個人のお詫びの記者会見
を禁じたのかということです。

【推測】
重大なことは、吉本そのものが、反社会的勢力と知りながら、イベン
ト契約をしていたのではないかという疑いです。

岡本社長は、所属タレントが出演したイベントの実行をしていたとこ
ろのスポンサーが、反社会的勢力だったことをチェックできなかった
ことは会社の責任だと述べていますが、これを準備した図を持ちだし
て説明したことで、却って、疑惑が生じました(これは心証です)。

芸能事務所の、興行(現在の歌手のコンサート)を仕切っていた反社
会勢力とのつながりは、過去は強かった(1980年代くらいまで)。

学生のとき、1週間のアルバイトとして、当時の有名歌手に同行する
付き人をやってくれないかと頼まれ、興行について行ったとき、これ
を知りました。吉本興行に、こうしたつながりが、なかったはずはな
い。しかし、これが明らかになることはないでしょう。

以上は、一旦はクビされた宮迫博之氏と田村亮氏の側に正義があり、
対処の過程で、会社のブラックさを明らかにすることだったというこ
とから、書いているのではありません。

■4.メディアがもつことになった大衆への、条件付けの権力

(1)マクルーハンが「メディアはメッセージである(『人間拡張の
原理』」という、有名な表現で述べたことですが、メディアをもつ会
社は「報道、放映する権利という権力」をもつこと、
(2)芸能事務所やプロダクションが放映の権力をもつ、局のプロデ
ューサーと不明瞭に癒着していることが、問題の根にあるということ
に関心があるからです。

メディアで流すことが権力を生むのは、芸能人やタレントでは、放映
することが、その個人を広く記憶させる宣伝(Public Relation作り
とその強化)になるからです。

知名度の高さは芸能人、タレントの評価価値です。
放送や新聞(大衆メディア)は、「広報」の役割を果たしています。

【独立は常に問題になる】
タレントの独立のときは、会社とのトラブルが起こることが多い。し
かし強いつながりのある大手事務所のときは、放送局はこのトラブル
を、一切、報じません。

調べると、2016年に、スマップのジャニーズからの離籍・解散のとき
も、公取の調査がはいったトラブルを局が報じることはなかった。そ
の理由は、放送局が芸能事務所側に立っているからです。

▼問題の本質にあること

デーブ・スペクター氏がインタビューに応じ、日本の芸能界に警鐘を
鳴らしている記事が見つかりました。(新潮45の記事)

<テレビ局がドラマ制作で大事にしているのは、視聴者ではなく芸能
プロダクションとの関係です。テレビ局の幹部がプロダクションに接
待されて、『うちの子、頼みますよ』と言われたら断れない。加計学
園と同じで、忖度(そんたく)なんですよ。(中略)

一流の寿司屋が接待攻勢を受けたからといって、マグロの仕入れ先を
変えますか? それで店の評判が落ちたら、客が離れてしまう。こん
なことが続けられるのはテレビ業界だけでしょう。本当に有難いです
ね、視聴者に感謝しないと(引用終わり)>

■5.政治とマスメディアにも同じ構造がある

【政治・行政と記者クラブ】
政治や行政の政策の報道でも「大手メディアと政権の癒着」が見えま
す。もともと、「記者クラブ」という日本特有の制度があります。政
府と行政機関が、特定のマスメディアに属する記者にだけ発表するも
のです。

メディア側が行政と協調して組織する「記者クラブ」に属しないと、
会見の席には参加ができない。ニュースももらえません。翌日もらっ
ても、他社報道のあとなら価値がないのがニュースです。

【第二次安倍政権のメディア戦略】
実は、1年しか続かなかった第一次安倍政権(2006年8月~07年9月)
はメディアとの関係がよくなかった。このため、政権に批判的な記事
が多かった。

自民が下野したきっかけは、メディアの報道と記事が作ったと考えて
いた安倍首相は、2012年に政権に復帰したとき、新聞・放送メディア
の幹部に対して接待戦略をとりました。

【年金の記録問題】
年金の記録問題から、参議院で与党が多数派を失い(2007年の参議院
選挙:民主党が第一党)、ねじれ国会にした第一次安倍政権への反省
から、再び首相に就いたとき、大手メディアと、意識した「融和戦
略」をとったのです(これは、最初、本人が言っていたことです)。

【官邸の機密費 1年に12億円】
2012年からの第二次の安倍政権では、使途を明らかにしなくてもいい
とされている官邸の機密費(年間約12億円:6年で72億円)を使い、
「新聞・TVメディアの幹部(記事の編集権をもつ)、エコノミスト
(政府政策の提案と批判)、企業のトップおよび幹部、有識者」との、
頻繁な会食戦略をとっています。その目的は、メディアを批判勢力で
なく、政府の広報にすることです。

気骨あるジャーナリストの田原総一朗氏は、「自民党の幹事長と、小
渕内閣の官房長官だった野中広務氏から、1000万円を提供する話が自
分にもきたが、断った」と述べています(発言は2012年1月:自由報
道協会の場)。

【お金を渡していた本人が、暴露した】
野中氏は、盆暮れに、政治評論家に対しておよそ500万円ずつ配って
いた自分の行為の虚しさを述懐しています。受け取りを断ったのは、
田原総一朗氏だけだったとも述べているのです。自宅の新築費用とし
て、3000万円を要求したメディア幹部すらいたという。

なぜ政治家がメディアに、一種の賄賂(わいろ)を配ったのか。メデ
ィアが、政治と政策の報道、評論、評価をする権力をもっているから
です。(注)メディアは権力もつ公的な機関ではないので、政党が幹
部にお金を渡しても、法的な賄賂にはなりませんが・・・

前編はここまでとします。後編は、すぐあとに送ります。

【後記】
新刊の、『臨界点を超える世界経済』が、アマゾンや書店で売られて
います。アマゾンのランキングでは、世界経済情勢のカテゴリーで、
1位から5位くらいを変動しています。2時間の購読数で決まるようで
す。

これからほぼ5年の世界経済を、負債の増加から分析し、ドル、円、
ユーロ、人民元の通貨価値を予想して、金融資産を守る方法も示しま
した。筆者の通貨論の集大成になるものでしょうか。

【アマゾンのサイト】
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