35度を超え40度にも迫る、異常な暑さが続いていますが、お元気でご
活躍のことと存じます。

7月4日の、オンライン・セミナーの案内をします。

以下に示すTV会議用のZOOMクライアンのダウンロード（無料）を行っ
ておけば、どなたでもアクセスし、聴衆として参加できます。参加会
費は無料です。

■期日　2022年7月4日（月曜）：16時～17時15分
主催：日立システムズ
講師：第1部：吉田繁治　　第2部：栗原英彦
協力：株式会社　オプティマアーキテクト

講演会場は東京ですが、全国からオンラインで参加できます。

■講演のテーマ
第1部：人的生産性を2倍に上げる、新しいチェーストア理論
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
パンデミックの危機に国際情勢不安が加わり、第二次石油危機から
40年目のインフレ時代を迎えている今、小売業の最大の課題は、米国
の1/2と低い生産性です。大閉店時代が始まる2020年代中期に向かい、
現在の低い生産性を2倍に上げる商品作業を示し、勝ち残る小売業の
技術と方法を、端的に解説します。
　　　　　　　　　　　　システムズリサーチ　　　吉田繁治

第2部：流通コスト削減に向けた自動発注システムの高度活用
在庫コントロールの起点となる発注業務にAI自動発注システム（CP
M）を適用することでコスト削減を実現します。店舗オペレーション
の60％占める売場作りや品出しの効率化が競合力を高めます。AIの高
度活用のあるべき姿を提案します。
　　　　　　　　　　　　株式会社日立システムズ　　栗原 英彦

■（1）参加の、申し込みサイト：
　　以下をクリックすると、申込みのページが開きます。

https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_vg_Ti5S6QsqKZrzyAXbnvw


氏名とメールアドレスを登録すると、開催日の前日までにセミナー
事務局から、メールで視聴用のURLが届きます。

■（2）以下のZOOMクライアントをPCまたはi-Padにインストールして
おいてください。

（1）PC用のZOOMアプリケーションのダウンロード
　　https://zoom.us/download#client_4meeting

（2）i-Pad/iPhone用ZOOMアプリケーションのダウンロード
　　https://apps.apple.com/jp/app/zoom-cloud-meetings/id546505307

■（3）課題の提起

日本の流通業（卸、小売り）の、人時生産性（粗利益÷総労働時間）
は、1ドル135円では米国の約1/3です。

時間換算賃金も米国の1/3です。米国の小売業の時間給は、現在、
3500円くらいです（8時間、20日働くと56万円/月）。

信じられないことに、ローカルチェーンだけでなく、それぞれの業界
の大手チェーンであっても、約25年間、人時生産性が上がっていませ
ん。（注）ユニクロとニトリがこの例外です。

1990年からの流通業は、全般に、人時生産性を上げることができず、
時間給が低い非正規労働に切り替えることにより生存してきました。
2010年から2022年には生産性は、逆に下がっています。

非正規雇用の労働時間構成比は75％から80％に達していて、これ以上
は増やすことはできず、25年遅れた生産性の上昇は、店舗の存続とい
う下限条件のためにも、必要になってきました。

今後、生産性を上げることがでないと利益はなくなり、商圏需要が減
っていく5年～7年で、約1/3の店舗は、消滅するかM&Aを受けることに
なるでしょう。

環境要因として、年々加速する商圏の人口減（10年でマイナス6％）
があるので、商圏の小売り額は増えず赤字店舗が増え、大閉店時代が
迫っていると言えるのです。

本セミナーでは、DC型集配センターと、店舗の商品処理をデジタル化
して、問題の生産性を2倍に上げる方法を示します。卸・小売りの流
通業だけではなく、サービス業や製造業にも応用的に参考になる方法
を示します。

普段は、顔の見えないメールマガジンだけですが、オンライン・セミ
ナーでお会いできるのを、楽しみにしています。（文責：吉田繁治）

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