緊急3号:STAP細胞問題の真相を解く(3)
This is my site Written by admin on 2015年1月17日 – 10:00
おはようございます。<STAP細胞問題の真相を解く>の3号をお届
けします。お待ちの方が多いと、メールでわかりました。

事件を生んだ背景として、理化学研究所が陥っていた、過ぎた成果
主義があるでしょう。認められる成果が上がらないと、職を解かれ
るという不安が研究員にはあったようです。

生命科学の研究所は、政府資金を獲得する競争をしています。

成果主義は悪いことではない。しかし、雇用への恐怖にまで至って
いるとき、成果のメドがたたない研究をしてしまった人は、どう反
応するか。理研風な成果主義が、間接的な原因になっていると思え
るのです。

成果主義は企業文化(組織文化)に属します。小保方さんが、4月
の記者会見で、「STAP細胞の研究を続けること」、つまり理研勤務
を続けることに関して、発言したとき、激しい動揺を示したことに、
職を失う恐怖が表れていました。

偽装であったとすれば、動機が問題になります。その動機は、「勤
務を続けたい」ということだったでしょう。

STAP細胞ができたということを証明するには、以下の4つの検証が
必要でした。

(1)第1検証:細胞が増殖する過程で、転写型の遺伝子を示す
「Oct-4-GFP」が発現すること。顕微鏡で見たとき、緑色に光るこ
とです。以降では、「Oct-4-GFP」の発現と言うことにします。

緑色に光る「Oct-4-GFP」の発現ともに、増殖した細胞が、あらゆ
る臓器に分化できる卵子のように初期化されたことを示すTCR再構
成が確認されること。TCRはT Cell Receptor(T細胞受容体)です。

(2)第2検証:細胞から「テラトーマ」ができること。増殖した
STAP細胞が、無秩序に分化し、様々な臓器に分化しきれなかった腫
瘍のような奇形種のカタマリ(テラトーマと言う)ができること。

(3)第3検証:STAP細胞や、そのカタマリを、マウスに注入したあ
と、異なる遺伝子の系列セットをもつ奇種動物である「キメラマウ
ス」ができること。

(4)第4検証:卵子から作られたES細胞と違うことを立証するため、
胎盤ができること。ES細胞からは胎児は作られても、胎盤はできな
いからです。

(1)Oct4-GTPの発現+TCRの再構成、(2)テラトーマ、(3)キメ
ラマウス、(4)胎盤です。意図した研究不正があるなら、4つのい
ずれか、あるいは全部のデータや写真に、偽装があるはずです。

STAP細胞問題が、推理小説めいてややこしくなった最初の原因は、
理研の最初の調査が、「論文の不備、データのねつ造」を対象にし
たものであったことです。

小保方さんは、論文の写真とデータの不備、錯誤は認めます。しか
し、STAP細胞ができたことを立証する、上記4つの検証は、真実で
あると述べていたのです。

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<Vol.321:緊急3号:STAP細胞問題の真相を解く(3)>
       2,015年1月15日
【目次】

■1.「200回は作りました」ということの意味
■2.Nature誌の論文にあるテラトーマの画像は、小保方さんの博士
    論文からの流用だった
■3.若山教授がいだいた疑義
■4.論文の撤回
■5.小保方さん以外は、生(なま)データをほとんど見ていない

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■1.「200回は作りました」ということの意味

人々の強い関心を呼んだ2014年4月9日の記者会見で、小保方さんは、
「200回くらい作るのに成功しました。他の人も成功しています。
STAP細胞は、あります。」と言っています。

▼TCR再構成がないという問題

ところがその前、14年3月には、すでに「STAP細胞が増殖して、初
期化されたことを示すTCR(T Cell Receptor:T細胞受容体)再構
成のデータが、論文にはない」ということが、研究者の間で問題な
っていました。

これに対しては、小保方晴子ユニット・リーダーも、後で会見をす
る笹井芳樹CDB副センター長も、うまく答えていません。面倒なの
で小保方さん、笹井さんと言うことにします)

(注)笹井さんや小保小保方さん、若山教授が属していたCDBは多
細胞形成研究センターで、研究室40、研究員250名、年間予算は約
26億円でした。今年の予算は、14.5億円にほぼ半減されています。

【笹井さんの答弁】
笹井さんは、「論文には、TCRのデータはありませんでしたので、
私も確認していません。解析が完全には終わっていないと聞いてい
ます。」と答えています。

笹井さんは、増殖した細胞が初期化されたことを示すデータを確認
せず、あるだろうと推測していたことになります。実験は、若山研
の若山教授がサポートする形で小保方さんが行っていたため、「あ
るだろう」と信じたことになります。(注)初期化とは、受精卵の
ように、臓器に分化する前の状態に戻ることを言います。

笹井さんが嘘を言っていないとすれば、初期化されたSTAP細胞がで
きたことを示すのに必須な、TCRの構成は、伝聞と推測による証拠
でした。(注)学者としての名声が確立していた笹井さんにとって、
偽証してでっち上げる動機はないでしょう。

▼200回は作ったというSTAP細胞

【推測】
小保方さんが、STAP細胞が200回はできたと言ったのは、「Oct-4-
GFP」の発現があって、細胞が緑色の蛍光色を発したこと確認した
という意味でしょう。

【笹井さんの答弁】
笹井さんの会見をたどると、STAP細胞の検証をする最初の段階は、
「Oct-4-GFP」の発現であり、細胞が緑色に光ることだ。小保方さ
んが200回できたと言ったのは、「Oct-4-GFP」の発現だったと思う
と、明確に答えています。

小保方さんは、嘘は言っていないと、笹井さんはサポートしたので
す。

自分(笹井さん)は、TCRの再構成を確認していない。小保方論文
にもこの記述はない。しかし、Oct4-GFPの発現はあり、細胞は緑色
に光ったのは確認している。

TCR再構成のデータは、あとで出せるだろうということでした。
(注)こうしたところに、検証の曖昧さが見えます。

【知識不足の問題】
小保方さんが、Oct4-GFPの発現だけではなく、TCRの再構成を立証
するデータが必要であると知っていたかどうか。これは分かりませ
ん。

もし明確に知っていてTCRの再構成と第二段階以降の検証がなかっ
たのに、第一段階のOct4-GFPの発現(緑色に光ること)だけで、
STAP細胞ができたと言っているとすればその存在は、虚偽だったこ
とになります。

多能性のひとつの検証であるOct4-GFPの発現だけで言えば、理研は
4月14日(毎日新聞)に、論文の発表前に、緑色の発現を確認した
研究員が、小保方さんとは独立に、2名いることも明らかにしてい
ます。

【新現象か?】
この初期化を伴う増殖が、TCRの再構成がない「新しい現象」であ
り、新たな研究が必要なテーマかもしれないということは残ります。
(注)科学は、生命現象の「原因→結果」の関係を発見していませ
ん。見ているのは「原因→(ブラックボックス)→結果」です。

【丹羽博士も、TCR再構成はないと言った】
小保方論文の、有力な共著者の人である丹羽博士が書き、14年3月
に発表した、STAP細胞を作る新たな手順やレシピ(プロトコルと言
う)では、「(増殖した)STAP幹細胞には、TCR再構成が見られな
い。」と記されています。

過去の定説とは違う新現象だということになるのか。そのあたりは
不明です。

【決定的なこと】
ただし、STAP細胞の存在にとって、決定的と評価できる第三段階の
キメラマウスは、細胞を注入して、若山照彦山梨大学教授によって
作られています。過程での、検証ができない矛盾はあっても、最終
的な立証は、若山教授によって行われていました。

このため、(1)途中での研究不正、(2)または錯誤がなかったと
すれば、STAP細胞はあるとされていたのです。

これが、2014年3月の時点です。不正は、意図的なものです。錯誤
は、知らなったためのものです。

■2.Nature誌の論文にあるテラトーマ  の画像は、小保方さんの博士
論文からの流用だった

理研が、論文調査で、故意の不正として確定したのは2点でした。
(1)電気泳動の画像で、他のデータからの切り貼りが行われてい
た、
(2)細胞塊をごく薄く切って、顕微鏡で撮影したテラトーマの画
像が、STAP細胞とは無関係な博士論文からの流用であったことです。

いずれも、故意であるとされ、STAP細胞の立証になっていないとい
うものでした。

ところが小保方さんの最初の説明は、両方とも、鮮明に見えるよう
にすることが目的であり、真正の実験データは存在するということ
でした。

【真正なデータの不在】
後に、この真正のデータの存在が、外部委員会の調査によって、完
全に否定されます(2014年12月)。正確に言うと、否定ではない。
「存在を確認できない」というものでした。「何度要求しても、小
保方さんが出さない」というものです。

なぜ小保方さんは出さないのか。「真正の画像が存在しない」から
とするのは妥当でしょう。

■3.若山教授がいだいた疑義

若山教授は、テラトーマの画像が流用とされた時点で、STAP細胞の
存在を疑い始めます。特に、小保方論文のテラトーマの画像が、博
士論文からの流用であることが確定したとき、激しい動揺を示して
います。疑い始めると、他のデータも嘘かもしれない推測されたか
らでしょう。

NHKのインタビューで「自分が行った(キメラマウスを作った)実
験は、なんだったか。わからなくなったんです。」と答えています。
論文不正の実行が、自分に押し付けられそうで、怖いとも述べてい
ます。何かの圧力がかかっていたのかもしれません。

【再現実験の欠落】
別の研究者は、「これほど画期的な発見なのに、必要な再現を誰も
行わず、実験は小保方氏まかせたまま、論文の発表が行われたこと
はとても変だ」と言っています。

山中教授もiPS細胞の発見のとき、「自分が、どこかで間違ってい
るのではないか」と疑い、他の人に何回も再現実験を行ってもらっ
たあと、確実な現象だと確信して、発表したという。自然科学での
大きな新発見は、従来の常識を壊すものだからです。虚偽ではなく
ても、自分では気が付いていない間違いも多い。

ところが笹井さんは、STAP細胞について、他に「真似されると困
る」からと、実験の秘密主義を貫いていたと言います。このため、
別の人に再現実験を依頼することはしていなかった。理研内部でも、
肝心なところは、知られはいなかったのです。

小保方さんは、「STAP細胞を作るには、論文のプロトコルに書かな
かったレシピとちょっとしたコツがある」とも言っていました(4
月9日の会見)。

論文公開の後、世界の研究者たちが、書かれたプロトコルに沿って
実験し成功していないという事実に対しては、「秘密のレシピ」が
あるということが隠れ蓑になっていたのです。

■4.論文の撤回

小保方さんは、理研では約3年間(2010年~13年)、若山研に所属
し、若山研で指導を受けて、実験をしていました。80種の実験のう
ち75は、若山研で行ったという。笹井さんが加わったのは、(最後
の2か月間という)論文の仕上げ段階です。

【一度だけは成功した】
若山教授は、マウスの脾臓からのSTAP細胞作りに何度も挑戦したが
できなかった。しかし一回だけ、小保方さんに聞きながら行った実
験で成功した。小保方さんが同伴しない場面では、成功していない
とも言う。(2月27日の本人談)。

この成功は、「多能性のひとつの証拠にはなる、緑色に光るOct4-
GFPの発現」の段階を言ったのかも知れません。第一段階だけの部
分的な成功です。

ただし、染色された細胞は、死ぬとき緑色に自然発光することもあ
るという。これは普通の知識です。若山教授の一回だけ成功した再
現は、その先まで行っていたのかも知れない。

【データを信用した】
STAP細胞の検証では、あいまいなことが二重、三重に重なっていま
す。小保方さん1人が行っていた実験と検証のデータを、いずれも
ノーベル賞級と言われる共著者の若山教授、笹井副センター長、丹
羽プロジェクトリーダーが、伝聞も混じっているのに「信じた」か
らです。

2014年の3月10日には、若山教授は小保方論文の撤回呼びかけを行
います。理由は、「前提となるデータに、重大な疑義がある」とい
うことでした。若山教授はこのとき、何のデータか、あいまいにし
か言っていません。

【最初の疑義】
その疑義は、「多能性を示すOct-4 GFPが緑色の蛍光色を発した。
しかしTCR(T Cell Receptor)遺伝子の再構成は、確認できない。
このため、STAP細胞の検証にはなっていない」ということでした。

共著者である理研の丹羽プロジェクトリーダーが、14年3月初旬に
公表した実験手順では、STAP幹細胞とされた8株に、TCR再構成の
データがないとされていたからです。

この3月初旬の、丹羽リーダーの手順発表が若山教授にとって、決
定的でした。

【自分は、何を行ってきたのか・・・】
丹羽リーダーが言うよう、TCR再構成が確認できないならSTAP細胞
はできていない。では小保方さんから渡された「STAP細胞」とされ
るもので作ったキメラマウスは、なんだったのか。

STAP細胞でないなら、キメラマウスはできたからES細胞の混入でし
かありえない。自分は、一体何を行ってきたのか・・・

【キメラマウスはできたが】
異なる遺伝子セットをもつキメラマウス作りは、細胞が無秩序に分
化して奇形細胞のカタマリになったテラトーマよりはるかに難しい。
若山教授は、クローンマウス(複写マウス)やキメラマウス作りで
は、世界の第一者です。

キメラマウスができれば、全能性をもつSTAP細胞が作られたことの
決定的な検証になります。

【撤回】
TCR再構成が確認できず、論文のテラトーマの画像も偽造であると
すれば、できた、若山教授が作ったキマラマウスは、何だったの
か? 

若山教授は不安と焦燥に駆られ、論文撤回を呼びかけるとともに、
キマラマウスの遺伝子検査を、他の機関に依頼したのです。

その後、
・4月9日は小保方ユニット長による不服申し立て、
・翌週の4月16日は、笹井副センター長による釈明の記者会見でし
た。

【ひとつの嘘】
会見を確認すると、小保方さんの「ES細胞は別のところに保管され、
混入は起こりえない環境での実験だった」というのは、嘘だったこ
とが、後でわかります。

小保方さんは、若山研の研究員が作っていたES細胞を、試験管に
ESと書いて保管していたからです。ただし、ES細胞の混入(コンタ
ミ)が、この試験管から行われたのかどうか、不明のままです。

■5.小保方さん以外は、生(なま)データをほとんど見ていない

【笹井副センター長】
笹井さん会見では、「自分は、論文の文章の書きあげから参加し、
実験のノートや生データは見ていない。出されたデータは整合して
いて、問題があると思えなかった。今は、検証過程に数々の誤りが
あることが分かったので、論文の撤回が妥当」と言っています。

ただし、4月16日の記者会見の時点では、笹井さんは、「STAP細胞
を前提としないと、容易には説明ができない現象がある」とも言い、
実験で生まれたSTAP細胞の存在は、否定していません。正確に言う
と「存在の可能性を否定できない」ということでした。

ところが驚くべきことですが、若山教授と笹井副センター長は、生
データの確認をしていない。「小保方さんの実験を信じていた」と
弁明しています。これは、研究不正に自分は関与していないという
ことの、間接的な主張でもあります。

【若山教授】
毎日新聞の須田桃子記者のインタビューに対し、若山教授は以下の
趣旨で答えています。(『捏造の科学者』:須田桃子P240~242)

「酸性処理で何かの変化が起こるのは正しいと思う。・・・しかし、
それが多能性を確認できるSTAP細胞とは、もう、言えない。うちの
再現実験で、何らかの変化は起こせたけれど、どうやってもその先
にはいかなかった。」

200回は作ったと言う小保方さんの「緑色に光った」ということが
これです。「その先にあるSTAP細胞ができた」ということから、事
態は怪しくなっていったのです。

小保方論文がNature誌に掲載(2014年1月30日)された後の、小保
方さん、笹井さん、若山さんの、晴れ晴れしい記者会見のとき、
ひとり、若山さんは、誰が見てもわかるような暗い雰囲気でした。
STAP細胞の再現に自信が持てなかったからでしょう。

後で、若山さんは以下の趣旨も述べています(『捏造の科学者』)

「小保方さんの実験ノートを、自分がちらりとでも見ておけば、疑
う心が浮かんだかもしれない。生データを持って来なさいと指示し
たかもしれない。そうすれば見抜けたかも知れないですね。しかし、
そのときは、(共同研究者を)僕自身が信じていたから、「すごい
んだ」と小保さんと一緒になって、周囲に話してしまった。」

確かに、他の共著者は笹井さんをはじめ、若山教授が小保方さんの
実験に関与しいるということから、信用していました。youtubeで
笹井さんの会見(3時間)を流しながら、時に、肝心なところは数
回聞いて書いています。

■5.6月4日:マウスの、系統が違う

若山教授は、自分が使ったSTAP細胞幹の遺伝子の検査を、第三者機
関に依頼していました。若山さんは、理研CDBにいたときの共同研
究で、小保方さんから受け取った細胞から、STAP細胞幹とされたも
のを作り、新任先の山梨大学に運んで冷凍保存していたのです。

結果が出たのは6月4日です。これを受けた若山さんは、6月16日に
記者会見を開きます。論文がネーチャー誌に載って、様々な混乱が
生じて6か月経っていました。

検証の実験使われるマウスは、若山さんが準備したもので、それに
は、18番遺伝子に、緑色に光るGPFが挿入されていたという。

ところが、論文に使われた細胞幹の8株すべてで、GPF遺伝子は18番
ではなく、15番の染色体だと分かったのです。

この意味は、若山さんが渡したマウスではなく、小保方さんによっ
て細胞が培養される過程で、遺伝子が別系統のマウスになっていた
ということです。8株の遺伝子が違うなら、8種の細胞は全部別のマ
ウス由来であると、6月に確定したのです。

若山さんは3月時点で予感していたようです。小保方さんは、4月9
日の記者会見で、「マウスが、若山教授が渡したものと違うという
話があるが?」という質問を受け、「メールがパンクしていて、若
山さんと連絡が取れないため、わからない」と答えていました。普
通なら「そんなはずはない。私は確かに送った」と答えるでしょう。

笹井さんは、同じ質問に対し、4月16日の記者会見では「(マウス
が違ったということは)若山研内部の問題なので、外部の私にはわ
からない」とし、「マウスの系統が異なっていても、その条件だけ
によって、STAP細胞の存在の否定にはならない」と付け加えていま
す。

STAP細胞ができたことを否定せざるを得ないデータが、1か月のサ
イクルくらいで次々に出てきます。論文の不備、錯誤の問題ではな
く、STAP細胞そのものの存在への疑念です。しかし、ひとり、小保
方さんだけは、STAP細胞の存在を言い続けます。

以下次号で書きます。次は、大団円です。


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毎週、質の高い、本格的な論を展開する有料版は、いかがでしょう。

<742号:アベノミクスには、政策的な誤りがあった>
    2014年12月3日

【目次】

1.前回の衆院選の結果から見る
・・・10人に1名の投票の転換で決まる小選挙区制
2.「異次元緩和」の目的は、マネー・ストックを、
1年に80兆円増やすことだった
3.異次元緩和による、マネー・ストックの増加策
4.マネー・ストック(M3)の増加は、異次元緩和の前と同じ2%台
5.異次元緩和の140兆円が、企業や世帯への貸し付け増加になって
いないのか?
6.国益の観点からの、円安論の誤り

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<743号:リフレ論の根底にあるもの>
    2014年12月10日

【目次】

1.相対物価論、一般物価論は正しいのか?
2.相対物価と一般物価の研究
3.日銀副総裁:岩田紀久男氏が説くところ
4.じゃ、どうしたらいいのか?

【後記:高騰した株価】

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