12月１８日に送った中編のあとの、後編を送ります。
有料版の水曜日に送信した分の、後半部にあたります。

【記者の方々へ（再掲）】
日本のマスメディアと、ジャーナリズムの従事者の方々、仕事と会社
に、責任と誇りをもつなら、どうか、このメールマガジンの内容に対
し、抗弁してください。あるいは根拠をもった非難をしてください。
お願いします。

以下は、３篇の目次です。本稿も、検閲を受けるかもしれません。
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＜1102号増刊：トランプのディープ・ステートとの戦い（前編）＞
　　　　　2020年12月15日（火曜日）：有料版

【前編：目次】
1.ここからは1990年代からの陰謀的な事件
2.2001年の9.11と、2003年のイラク戦争
3.軍産複合体と政府マネー
4.2020年の選挙
5.オバマ大統領とディープ・ステート
6.2020年選挙戦
7.本稿のイシュー

＜1103号正刊：トランプのディープ・ステートとの戦い（中後編）＞
　　　　　　2020年12月16日（水曜日）：有料版

【有料版中後編：目次】
8.CNNと主流派のメディア
9.日本と中国
10.テキサス州からの、激戦4州の、憲法違反の提訴

・・・今回の無料版の配信はここから
11.主流派メディアの対応
12.郵便投票には、本質的な問題がある
13.暗喩と、ほのめかしを使うメディアの方法
14.12月14日（日本時間15日）は、選挙人の投票の日
15.両候補が過半数に達しないときの、あとの展開
【後記：全米オープン】
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■11.主流派メディアの対応

主流派メディアは、どこまでもバイデン派です。ワシントンでは、最
高裁の棄却後、数十万人と思える熱狂的なトランプ支持の集会が起こ
っていますが、それも「トランプに支援の献金が（200億円）集まっ
たからだ（弁護費用のために献金が集まったのは事実です）」といい
ます。

トランプが、日当を払って動員したデモだ、つまり嘘の集会として印
象づけたいからです。しかしこれは、嘘の集会でありません（手弁当
で各州から参集）。（注）ＣＮＮを筆頭に、主流派メディアは、この
集会を暴力があったとして負の側面からしか報じていません。

一方で、これだけ多くの告訴を受けても、なぜか、「根拠を上げて選
挙は正当だったという抗弁」をしていないバイデンについては、「静
かに、政権移行の準備を進めている」と肯定しています。

CNNは「トランプは異常性格の悪者、バイデンはいい人格をもつ善
人」というイメージづけを続けているように見えるのです。

▼審議を棄却する裁判所

ディープ・ステート側の裁判所も、賄賂と地位で腐敗するか、脅迫を
受けているともいわれています。最高裁では、7：2でテキサス州の訴
えを、「テキサス州は、ペンシルバニア、ミシガン、ジョージア、ウ
ィスコンシン州の選挙方法とは十分な利害関係にないので、民事事件
の原告にはなることができない」と棄却しました。

棄却とは、激戦4州の選挙方法が適切だったという判決ではない。最
高裁では審議しないという門前払いです。ところが主流派メディアは、
「民主党勝利の選挙結果を、最高裁も認めた」ととれる表現を使って、
フェイク・ニュースを流しています。この表現法は、最高裁の判断つ
いてのフェイクでしょう。

判事の秘書からは、ドアを閉ざした９人の最高裁判事の秘密会議で
「認めたとき、お前は暴動が起こることの責任をもつのか！　この小
僧ども（junior）が！」という激しく口汚い口論が聞こえたツィ─ト
されています。ドアの外にもガンガン漏れる、激高した調子だったと
いう。

４州の選挙方法を審議すれば、法理論的には、憲法違反になることが
明白だったからです。4州では、選挙を管理する知事と州務長官が、
州議会に諮らず、コロナだからと選挙方法を変えていました。

州の憲法への違反であるだけではなく、合衆国憲法にも違反していま
す。今回は、法的には無効になる選挙であり、結果も無効です。最高
裁は、審議すれば100％憲法違反にせざるを得ないことを恐れたと推
測されます。

「4州の選挙結果が無効になって、言い換えれば、どちらも選挙人を
獲得しないことになり、他の46州の選挙人数でどちらも過半数に達し
ない事態」になったとき、最高裁の長官は「最高裁が暴動を引き起こ
した」とされることを恐れたからです。これは、間接的な脅迫です、

それに最高裁長官は、ディープ・ステートの過激派（極左）から暴動
を起こすと知っていることになります。（注）暴動の、確かな可能性
かもしれません。長官は保守派として共和党から選ばれていますが、
政治的な訴訟では、過去から民主党寄りの判決をしています。

最高裁の７人の判事は、世論から「トランプ側に立った」とされ、矢
面に立つことを避けたのでしょう。ただし９人のうち２人は、最高裁
で審議すべき案件だったと表明しています。

はっきりした党派性がある州の裁判所は、いずれも、以下の理由で、
訴えを棄却または否定しています。決して、メディアが言う正当な選
挙とは、言っていないのです。

（1）証拠が不十分
（2）不正はあるが、州の選挙結果が覆るほどのものではない。

問題の投票機、ドミニオンの公的な調査は、「必要がない」と拒むこ
とが多い。選挙不正を刑事事件でないと前提すると、この判断も出る
余地があります。

裁判は、今のところ妥協がある民事訴訟です。現在はまだ、刑事事件
の告訴ができる法務省（検察官）が全く動かず、検察による捜査はし
ていないからです。

（注）選挙不正においても、外国と通じ国家反逆罪になる行為は、一
般の裁判ではなく、米軍が行う軍事裁判になります（死刑がある）。
このため、ドミニオンへの「中国の関与」が立証されれば、決定的に
なります。

民主党が、選挙について「歴史上もっとも正当だった」として、一言
も抗弁していないは奇妙です。

ジョージア州の監視カメラの、監視員を帰宅させたあとの不正集計の
映像（これは一例）は、どう判断しているのでしょう。フェイク画像
とは言えないものです。このため、CNNは、この決定的な映像を報じ
ません。

各州の最高裁、連邦最高裁は、「選挙と結果の判断には、かかわりた
くない」という姿勢が明らかです。公平に見て、このために、上記の
ような法的言葉での詭弁を使っているのでしょう。

審議すれば、「議会を通さない、知事と州務長官による選挙方法の変
更は、憲法違反にせざるを得ず、激戦4州の選挙が無効になる」から
です。

【世論の力】
「最後に、決定的に動かすのは、法を超えることができる世論」にな
ってきました。4州の選挙方法の憲法違反は有権者の権利の侵害だか
らです。

特に慣習法の米国の裁判の判決では、世論を無視できない。米国は、
魔女狩りと集団私刑（リンチ）の伝統をもちます（西部劇の時代）。

日本の最高裁も法理論からだけではなく、世論か、または政治的主張
に乗った判決をしてきました。例えば、軍備をもつ自衛隊は、憲法９
条の字句からは、常識（共通識）をもつ人が読めば、違憲です。

しかし正当防衛を認める自然法からは、違憲でないとされています。
当方は、自衛隊をなくせという主張をしているのではありません。憲
法を改正し、自衛権の武装を認めるべきです。防衛のためには、海外
からの核攻撃を抑止する効果がある核兵器をもつべきだとも思ってい
ます。すぐ隣の中国と北朝鮮が、核兵器と核ミサイルを持っているか
らです。これが日本の米国からの「独立」になるからです。（注）一
方、同じ核でも原発は無くすべきと考えています。

世論は、議員への投票になり、議会は法の改正ができるからです。多
数派の世論が国権をもちます。民主社会では、このため、普通はエス
タブリッシュメント側から、世論の誘導が様々な手段を使って行われ
ます。

【州の議会】
激戦４州では、州内の世論に配慮した州議会が、65％くらいを占めた
郵便投票について、コロナだからと、議会を通さず、特例の選挙方法
を決めた州知事と州務長官（各州独自の選挙管理委員会を指揮する）
に対し、「選挙の方法は合衆国憲法に照らし、無効」だったという訴
えを起こす可能性は残っています（1月6日までが、慣習的な期限にな
るでしょう）。

国が連携した連邦国家の米国では、各州が、州独自の憲法と州の最高
裁をもっています。テキサス州は軍隊（防衛隊）すら持っています。
ただし州憲法は、合衆国憲法の規定がある領域では、西欧のＥＵのよ
うに、規定がある領域では上位の法である合衆国憲法に反してはなら
ない。

最高裁の却下のあと、テキサス州では、急に、「州の独立（連邦から
の離脱）」を言う人が増えています。テキサス州には行ったことがあ
りますが、人種が入り混じった国際都市であるロスやＮＹとは違う
「古き良きアメリカ」。好人物が多いようでアメリカ風に温かい（サ
ム・ウォルトン風）。

ＮＹやロスからは「レッド・ネック」と言われます。日焼けして首が
赤い白人という意味の蔑称です。「テキサスは、ＮＹとは違うアメリ
カのような気がする」というと、「分かるか！」と、わが意を得たり
と思ったのか太い腕で抱きつかれました。保護されたワニが、時々道
路やゴルフ場に出るフロリダとも違います。米国では、ファイザーの
ワクチンの配布が始まりました。医師は優先して接種されたという
（長女の夫の言葉：マイアミ市）。

手をよく洗うことで、インフルエンザの90％は防止できると教えてく
れました。実践しています。医療用マスク（Ｎ９５）も送って来まし
たが、パンダのように見えるのでしていません。家人がケタケタ笑い
ます。

■12.郵便投票には、本質的な問題がある

日本でも、郵便投票を行えば、何が何でも当選したい候補からの、不
正が多発します（確実でしょう）。封筒の外と中の、投票用紙の手書
き署名の、住所・氏名の一致でしか、確認できないからです。

激戦4州では「郵便投票が60％以上と多すぎ、本人と署名の確認の実
行は不可能」として、確認が行われていません。投票を郵便で出すと
き、身分証明書と本人の一致の確認も必要です。ジョージア州では、
この2つを十分には行っていなかったことが明らかになっています。
選挙登録数の95％、100％、そしてあり得ない700％の投票率という群
もあります。身分証明が必要な会場での投票では約60％がトランプ、
バイデンが40％。ところが郵便では70％から75％がバイデン、トラン
プは30％以下しかなく不自然です。

郵便投票でのバイデン支持は、70％～75％くらいと偏っていました。
州内のカウンティ（郡）によっては95％という、統計的な異常さです。
再集計をしても、署名の一致の確認は、「不正はない」として州政府
が行うことを拒否しています。

ジョージア州の知事と州務長官は、署名の一致の検証をしていない数
十万票の投票は、違法であっても有効としています。偽造された投票
用紙が集計された可能性も高い。

これに対し「歴史上もっとも正当な選挙」と民主党とメディアは側は
主張しています。変なことです。

多種・多様な証拠と、激戦4州の公聴会には、数千人もの宣誓をした
証人が出ているので、民主党側があせっている様子が見えます。宣誓
した証人の証言に嘘があれば、最長、懲役5年の刑です。

証人のなかには、証言のあと、自宅をFBI（ディープ・ステート側）
が訪れ、脅しになる訊問風の質問を受けた人も出ています。質問は
FRBの調査であり、違法ではない。

しかし、事実上は「脅し」です。自宅に連邦警察（FBI）から数人が
訪ねて来て「訊問」されれば、全員が脅しと思うでしょう。このとき
の応答は、FBIに記録されているでしょう。

これとは逆に、バー司法長官は、「不正の疑いからの、検察の調査」
を指示していないのです（昨日、理由を言わず、辞任しました）。

●郵便投票を、不正のないものにすることはとても困難です（完全に
は無理でしょう）。しかし、電子的には方法があります。仮想通貨の
ような、ブロックチェーンにすればいい。ブロックチェーンの仮想通
は「偽造」事実上、不可能です。このため、他人やハッキングが介在
する投票不正を100％、防止できます。（注）政府の公式文書も、後
で偽造、捏造ができないようブロックチェーンにするほうがいい。

各国の政府側は、いろいろな理由をつけてブロックチェーン化を目指
してはいません。政府文書もブロックチェーンで暗号化すれば、書き
換えはできなくなります。

【既得権益者】
公平で平等な選挙は避けたいと思うのが、世界の既得権益者です。米
国では、ワシントンを中心にしたディープ・ステート側は、エリート
層の既得権益者です。コードマン等とウォール街も、中国で利益を上
げているので、反トランプ、親オバマ・親ヒラリー（現在はバイデ
ン）です。

600兆円の株価時価総額に膨らんで、100億円が小遣いになったGAAFM
（Google、Apple、Amazon、Facebook、Microsoft）と、上位1％の金
融富裕者も、中国・アジアでの利益が大きく、反トランプ・親バイデ
ンです。バイデン側の選挙資金（献金）がトランプの数倍です。

米国では、数千、数万の幹部官僚は、ポリティカル・アポインティー
（政治任官）であるため、官僚でも同じことが起こります。大統領の
指名で、自分が行政特権をもつ仕事がなくなるからです。

2016年のトランプは上院議員の経験もなく、ワシントンには縁がない
素人であったため、既存組織の人材を利用するしかなかったのです。

その前８年の、民主党オバマとヒラリーの遺産が、継承されています。
裁判所、CIA（海外公安警察）、FBI（国内公安警察）、司法省、ペン
タゴンの一派までが、反トランプ、親民主党です。ここから、刑事告
発と裁判も党派性のあるものになります。共和党内にも「政治の素人
トランプ」を快く思わず、反トランプがいます（20％か？）。CIAと
FBIは、明確に反トランプです。

集計コンピュータのドミニオンのソフトは、もともとは、CIAが海外
の選挙に干渉するために作っていたものだという説があります。スパ
イと諜報の組織であるCIAの行動は、大統領にも分からない（ケネデ
ィ暗殺の主犯とも言われています）。米軍（ペンタゴン）の主流派は
トランプが掌握しましたが,CIAには及んでいません。

上院の、幹事長的な院内総務のミッチ・マコーネル（共和党の長老：
二階幹事長のような立場）がその代表であり、表ではトランプに恭順
し、「バイデンの当選」を言っています。マコーネルには、中国の国
有企業との事業（取引）と、数億ドルのマネーのコネクションがあり
ます（事実です）。（注）これが賄賂か正当な報酬か、マネーロンダ
リングではないかは、別の次元ことです。上院院内総務という重席に
あるマコーネルも刑事訴追の可能性がある人でしょう。

リゾートと不動産業であり、政治的なディープ・ステートの総本山で
あるワシントンＤＣに縁がなかったトランプには、トランプの前の旧
体制の、身内の敵がいるということです。州の裁判官の多くも州最高
裁まで、その判決から見ると、民主党派でしょう。このため法的めか
した政治的判決が出ています。米国の大学院の法学部（ロー・スクー
ル）の教授は、ほぼ全員が民主党寄りといっていいものです。

それだけではなく、米国のインテリ層は圧倒的に民主党支持です
（70％くらい？）。共和党派の多くは、中南部の現場労働者階級です。
政党名からは逆に見えますが、リベラルとされる民主党支持はマネジ
ャー以上の支配階級の既得権益者であり、保守とされる共和党が現場
労働者の階級です。

ガラスの天井がある労働者階級にとって、反ワシントン（＝反エリー
ト階級）のトランプは、小学校しか出ていない田中角栄のようなアメ
リカン・ドリームの英雄です。マスメディアと学者は、高学歴のエ
リート側です。

田中角栄に対しても、日本のエリート層は不支持でした。米国と相談
せず、田中角栄が中国と国交を回復したことから起こったロッキード
事件（米国でのコーチャン証言（司法取引）を違法に証拠採用した事
件）にも、エリート層は「いい気味だ」としたのです。田中角栄が有
罪になったのは、反田中の世論からでしょう。

■13.暗喩と、ほのめかしを使うメディアの方法

CNNによる、事実を報道するニュースに偽装した形容詞、副詞の多い
言葉から、逆に、それが伺えます。「・・・のような、・・・めかし
た」という形容詞、副詞そして暗喩（あんゆ：メタファー）は、個人
の評価であり、自分はこのように見たと意見でしかない

「群青の空には、紙のような月がかかっていた」と描く暗喩は、小説
で多く使います。村上春樹は、天才的な暗喩の使い手です。小説は、
個人の観念を言葉で描くのでこれでいい。観念は、概念を指す言葉で
しか描けません。

月は紙ではない（これが科学的事実）。そのときは落胆の心理から月
が紙のように見えたと表現するのが暗喩です。芸術は絵画や音楽で、
暗喩を表現の方法として使います。

NEWSとしては事実を報じるべきCNNは、トランプの言動について暗喩
を多く使います。キャスターの意見なら事実としてではなく、意見と
して述べるべきです。それを事実めかして述べるのが、CNNの方法で
す。

NEWSでは「コロナが耐えがたい恐怖心を国民にもたらしている」と報
じてはならない。それは「数値化できない耐えがたい恐怖心」という
形容詞の言葉を使ったフェイクです。

耐えがたい恐怖心を抱いている人が何％いるのか、調査してもわから
ないからです。「みんながそう思っている」というのも、統計的な検
証のないフェイクです。

紫式部の源氏物語が多用する平安の言葉には暗喩が多く、これをニ
ュースや論文で使うと、事実ではなく個人の観念や印象を描いたフェ
イクになります。「この薬はとても効く」というのも、個人の印象で
す。統計的な治験では、使えません。

ワクチンが90％に有効とするファイザーはこれをしていないでしょう
か？　治験が正確に行われたことを希望しています。トランプは、米
国の高い薬価（医療保険の対処になる医療用医薬：日本の数倍）を下
げると言っているので、製薬会社はこぞって反トランプになっていま
す。

うがった見方ですが、「ワクチンが高いうちに、早く売る」というフ
ァイザーの思惑も、早期開発の発表に関係しているようにも思えます。
米国に限らず世界で、過去から、製薬会社からは政治献金が多く、政
治との癒着は強い。薬価は政府が決めるからです。

ストックされた映像から、「犯人に見える、狡猾そうな表情」を切り
取って繰り返し流すのも、事実の報道とは違うフェイクでしょう。そ
うしたことが「編集権」という名目で、多発・横行しているのがCNN
の政治報道です。国民の利害には関係しないスポーツ、芸能ニュース
はこれでいい。しかし政治と政策の報道では、国民の利害が関係する
のでこれではダメです。

フェイク・ニュースは、コマーシャルのように、国民を印象操作しま
す。CNNのこうした性格を暴けば、CNNはつぶれるでしょう。

今も、「情報」という概念を、個人への「歪曲された観念」の移植に
すり替えて、詐欺的に使うCNNを見ています。

12月14日の、選挙人投票日になっても敗北宣言をしないことを、「弁
護支援の献金を集めるためだ」と激しく非難しています。

（注）2億ドル（210億円）集まったとしています。バイデン側には公
式にはその５.4倍の10.8億ドル（1130億円）です。海外筋のマネーは
国家反逆罪になるので金額が不明ですが、もっと巨額の賄賂的なマ
ネーを集めたとされます（TV宣伝の多さから逆算したバイデンの政治
資金）。一節では総額2000億円です。軍事裁判があれば明らかになる
でしょう。

立場こそ違っても、世界のニュースショーに共通したことです。共産
党の立場からの論（ポジショントーク）の、人民日報やプラウダの方
法と同じです。TVの、ショー化したニュースは、「イメージ作りの
場」です。ワイドショーも同じです。

【コマーシャルの方法】
ジャワ島の青空の下、白く泡だつ波が寄せる砂浜で、アルミ缶に水滴
が出たコカ・コーラを飲む（フェイクではないが非現実）。スカッと
爽やかな印象を与える商品価値になります。

炬燵や夏の工事現場などで、背をかがめた老人がコカ・コーラを飲む
映像（これが現実）は、商品価値を作るコマーシャルにはなりません。

商品では、コマーシャルを使い「非現実な価値」を訴えてもいい。
NEWSではダメです。これが、「絵になる映像と劇的な言葉を探す取
材」のTVの方法です。ところが、娯楽的なワイドショーになった
NEWSでもコマーシャルと同じことを行っています。

日本では、広告会社の電通がこれを担っています。政府（内閣府）は、
世論を動かすワイドショーを注視し、報告しています。税金を使って
くだらないことを行っているのです。反政府の政策を言うことが見え
たワイドショーからは、電通がコマーシャル（放送局の収入）を減ら
していくという。このため放送局のディレクターは、政府に忖度を働
かしています。これが比較的に少ないのは、視聴率が低いテレビ東京
でしょう。

地震の報道では、ひどく壊れた一軒の住宅の画像を、繰り返し、どの
放送局も流します。被害は実際より大きく見えます。ひどくなったこ
とを見せたいコロナの報道も同じです。国民はこうしたTVや新聞メデ
ィアで操作されています。コロナ報道でも同じです。

■14.12月14日（日本時間15日）は、選挙人の投票の日だった

【選挙人の投票日は12月14日だが・・・】
日本時間では15日（火曜日）の早朝になりますが、今日は、州の予備
選（一般投票）の多数で選ばれた選挙人の、投票日です。激戦4州を
含む50州の選挙に、結果を覆す数の不正がなかったとすれば、民主党
のバイデンが306票、共和党のトランプが232票です。普通のときなら
バイデンに決まる日です。

これは、州知事と州務長官が一般投票の結果を認定して選んだ選挙人
です。州議会は、これに異議を申し立て、トランプ側の選挙人を選ぶ
法的な権限をもっています。

州知事が、バイデン側が選挙人をとったとしたミシガン州（選挙人
16人）、ペンシルバニア州（同20人）、ウィスコンシン州（同10人）、
ジョージア州（同16人）、アリゾナ州（同11人）、ニューメキシコ州
（同5人）、ネバダ州（同5人）に対し、その州議会は、トランプ大統
領とペンス副大統領への選挙人を送っています。合計で83人、トラン
プ側の選挙人を送ったことになります。

普通はない事態ですが、知事と州務長官が主宰した選挙の憲法違反と
不正を、共和党が多数派の議会が認定して行われたことです。議会が
選んだ選挙人は補欠として扱われます。

１月６日の、合衆国政府の上下両院で、７州での「選挙の違法または
不正が認められると、一転してトランプ側の選挙人」になります。主
流派メディアはこの報道も伏せているのです。

選挙人の投票は、現職の副大統領（共和党のペンス）と公文書館が開
封せず預かります。現職のペンスが権限をもつ開票は、新年の6日と
いう慣習です。

（1）今後3週間のうちに、続く裁判で不正が認定されるか、
（2）あるいは、国民の世論が更に盛り上がって不正の糾弾が大きく
なると、世論を背景にペンス副大統領は、開票の結果を否認すること
ができます。ただしこれには下院の過半数、上院での、過半数の否認
への賛成が必要です。

その結果「両候補とも過半数の270に達しない」ということが起こり
えます。不思議な制度ですが、「250年の大統領選挙の慣習」です。

■15.両候補が過半数に達しないときの、あとの展開

【連邦下院】
国民の一般投票が正当とされた州の、選挙人の投票の開票で、両候補
が270人以上の過半数に達しないときは、州1票では共和党が26人の多
数になる連邦下院により、大統領はトランプに決まるでしょう（共和
党の下院の反逆がなければ・・・）。

【連邦上院】
新しい副大統領は上院が選びます（下院ではなく上院です）。現在は
共和党50名、民主党48名です。残りの2名は、ジョージア州での決選
投票（州民の投票：1月5日）で決まります。両党が同数の場合は、現
職の副大統領ペンスが一票を投じることになるので共和党のペンスに
なるでしょう。

米国は、国王の連邦国家である英国と同じような、過去の判例が法に
なるコモンロー（慣習法：国民の常識法）の国です。日本は、文章で
ある法の条文（明文法）の解釈が法であり裁判です（英国以外の欧州
と同じ大陸法）。

大陸法とコモンローのどちらが法として正当なものかという判断は、
法学会もしていません。

【1月6日が新たな期限だが・・・】
以上のプロセスを経ることから、トランプによる、国家の非常事態宣
言がないときは、大統領が決定する期限は1月6日です。

しかし海外からの選挙への関与により（軍事裁判）、不正投票があっ
たことを理由にした非常事態宣言がトランプ大統領の権限で出される
と、国民の一般投票の再選挙になります。

（注）ミシガン州では、１台のドミニオンのサーバーが第三者の機関
で検査され（裁判所の命令）、「異常な68.05％の読み取りミスがあ
り、監視がないとき違法に手作業で修正されていたが、その手入力の
プロセスは不明（普通は残すのが義務のログは、削除されていた）」
という宣誓証言が出ています。監視員のいないときの違法な手作業で、
バイデン側に盛られた可能性は十分にあります。

投票集計機の、読み取りミスの法的な許容度は25万分の1（0.0004
％）以下です。民主党とメディアが言うようにどんな観点から、3票
のうち2票がエラーになる機械が有効でしょうか？　ミシガン州の裁
判所はどう採決するのか？

2800台の、他の州と郡のドミニオンはどうか？という疑問が生じます。
この検査から、不正集計は確定しているように思いますが、いかがで
しょう。

準備のため、数か月後になるでしょうが、再度の国民投票は、州知事
と選挙管理委員会ではなく米軍が監視し、権限を失った州知事、州務
長官に代わって、米軍が集計したほうがいいでしょう。非常事態宣言
のなかでは、軍隊以外の行政機関と議会は、通常の権限を失うのです。

【トランプによる、非常事態の宣言】
非常事態宣言は、
（1）ドミニオンの導入に、海外（中国）からの知事への賄賂があっ
たことが軍事裁判で認定されたとき、
（2）投票と集計の不正が、連邦最高裁で確定したとき、
（3）裁判所が認定しなくても、不正に対する世論の非難が広く大き
く、高まったときには出すことができるでしょう。

局所的であっても、テロによる戦争状態をいわねばならない国家非常
事態宣言は、国民の支持が高くないとトランプも出せません。

今回の選挙を、9回もテロ行為だとトランプがTwitterでいっているの
は、非常事態宣言を出すための世論喚起の狙いからでしょう。プラン
Aが法廷戦略、プランBが非常事態宣言と軍事裁判です。 

不正集計の監視カメラが（なぜか）準備されていたことと、宣誓証人
1000人を見ると、トランプは民主党を泳がせて、おとり捜査をしてい
たように思えます。ドミニオンを準備して郵便投票を9000万枚にまで
増やして不正選挙を準備し、実行に関わった人を一網打尽にするため
です（数千人、数万人か）

その総帥は、オバマ元大統領とヒラリー・クリントン上院議員でしょ
う。CIAも加担しているでしょう。ＴＶでも明らかに認知症が見える
バイデン氏は、共和党にも友人がいるので傀儡の人形でしょう。

就任直後の3.4年前から、摘発の準備をしていたと推測します。これ
があるので、トランプはときに悲観的にはなっても感情的ではなく、
論理的・戦略的です。

メディアから「こんなときに？」といわれても、ゴルフ（中身は会
談）をしたのは、ディープスレート側からの盗聴を避けるという目的
があります。ゴルフ場は広く、遠くまで視界があるので、盗聴がしに
くい。

【監視カメラの映像】
偽装された郵便投票も、正当な票としてカウントする不完全なソフト
のドミニオンで、不正集計がされた現場の、監視カメラの映像も掲載
されています。民主党側は作られたフェイク画像だと言っています
（当然、この証拠はない）。リアルすぎて演出がなく作るのは全く無
理な動画に見えますが・・・。検察やFBIの監視カメラ画像でないと、
証拠への採用はなかなか、難しい（裁判官の心象への影響はある）。
しかもこの裁判は、刑事ではなく、有利・不利に妥協もある民事裁判
です。
Tweets by realDonaldTrump

28州への、約2800台のドミニオンの導入のときの、知事と州務長官へ
の、海外からの賄賂と、集計への海外のサーバーによるハッキングが
軍事裁判で立証される可能性があると、大統領は、非常事態の宣言が
できます。海外からの、もっとも重大な選挙への干渉、介入になるか
らです。

刑事裁判の上位にある軍事裁判の担当は、シドニー・パウエル弁護士
です。軍事裁判は、強制捜査権をもつ刑事裁判です。連邦最高裁の決
定（憲法違反と不正の訴えの却下）にかかわりなく、米軍の意思で開
くことができます。重罪は、終身刑や死刑です。日本では軍事裁判が
ないので、われわれには、馴染みのないものです。戦前の憲兵に似て
います。

民主党側に、票を盛る組織的な選挙不正はあったとみています。ただ
しその数が、選挙結果をひっくり返す量だったと立証することは、検
察の強制捜査という手段がない民事訴訟では、なかなか難しい。だか
らといって、CNNのように「選挙は今まで一番正当に行われた」とは
いえない。

プランＢとしては（1）非常事態宣言と、（2）グアンタナモに送る軍
事裁判の手段を、トランプはもっているでしょう。実行のためには、
「不正選挙糾弾への世論の盛り上がり」が必要です。トランプは、３
週間、裁判をしながら世論の喚起を行うでしょう。決してあきらめて
はいないのです。

【トランプという人】
途中でコロナに感染した老弁護士ジュリアーニは、「4年前、トラン
プは立派な大統領になると冗談でいっていたが、最近は、本当にリン
カーを超えた史上最高の大統領だ」と述べています。

硬骨漢に見えるジュリアーニが惚れただろう贔屓の言葉ですが、CNN
の報道がわれわれに植えつけきた、気まぐれで異常性格、しかも嘘つ
きイメージから抜けるなら、皆さんはどう受けとるでしょうか？　

当方もトランプとバイデンについて、CNNと主流派メデイアに偽のイ
メージを作られていました。（注）トランプは、ワシントンに巣くっ
たエリート達と戦って、国民の側に政治を取り戻す。このために、ア
メリカを作った合衆国憲法を守ると言い続けています。メディア、ウ
ォール街、GAAFM
のＩＴはエリート側です。

情報を精査して根拠を調べる途中で「あれ、これは違う」と気づいた
のです。トランプには、時折、奇矯な性格が出ても、国連での演説で
は、「この13歳の少女を北朝鮮は拉致した。絶対に許すことはできな
い」と述べていたのです。1000人ともされる拉致された人のために、
ここまでいってくれた大統領は、世界でトランプだけですが、メディ
アはなぜか報じていません。

われわれはメディアのフィルターを通してしか、政治を見ることがで
きない。あらゆるメディアにある偏向に気がつくよう、その論理の根
拠を、注視しなければならないでしょう。

「菅首相はどうか」ということでもあります。安倍首相についてはあ
るパーティーのスピーチから「これは小人物だな」と感じました。そ
の後8年、当方の直観通りでした。最終的には竹下登に敗れて首相に
はなることができなかった父の安倍晋太郎は「こいつは頭は悪い。し
かし言い訳は天才的にうまい。政治家向きだ」と評していたという。

長年の選挙を戦い、分からない票を入れる人の、ホンネでの支持を得
なければならない大政治家は、人間を見る目を備えています。選挙民
を見て、判断できなければ、選挙には勝てません。

【後記：全米オープン】
ゴルフの全米オープン（4つのメジャーで最高位）では、1年前の全英
オープンではじめて海外に出て、奇跡的な優勝をした渋野日向子が、
3日目まで1打差の首位です。

テキサス州ヒューストンでの最終日は今朝でしたが、雨と雷で順延さ
れ、日本時間では、１５日の午前0時から明日の朝6時ころまで行われ
ます。大統領の選挙人投票と重なります。

観客を惹きつけるスマイリング・シンデレラには、駐米の日本人と米
国人にファンが多い。渋野の笑顔は、周囲の人に広がる不思議なもの
です。

激しい試合あとの夕方遅くまでの練習を、脇にある家の人たちが見て
いた。渋野は、練習を終えるとき帽子をとって深々とお辞儀をして去
った。住民は感激し、優勝を願うお守りを贈ったという。これが駄菓
子が好きな２１歳の渋野のキャラクターの一面でしょう。成績が悪い
ときも記者への応対は丁寧です。

小池都知事がもつ、笑顔による邪気がない。全英ではじめて視たとき
からファンです。徹夜で実況を視ます。

渋野は、思わぬところで最高の成績を出すゴルフをします。注目を集
めると普通は緊張し、結果がよくないことが多い。渋野は、逆に、力
になるのでしょう。「バーディでも、歓声がないんですよ」といって
います。TV画面に向かい叫ぶことにします。「気」は伝わるでしょう。

渋野を追って、カメラの性能をハイビジョン並み上げたZoomで写せば
面白い。観客の声もリアルタイムで現場に伝わります（0.1秒以内の
数十ミリ秒の遅延（Ping）があります）。Zoomはスマホで働きます。
誰でも双方向の実況ができます。オリンピックも、無観客で開催がで
きるのです。会場には、ラインで家族と話せるオンライン画像の大き
な装置があります。

残念！　ラスト9ホールで優勝を逃しました。TVに向かい叫んだので
すが、届かなかったのか。2度の軌跡はなかった。

全英のあとの予選落ち続きの不調を思い、思わず涙が出ました。渋野
は笑顔に戻っています。苦しいなか「全英で優勝しなければよかった
のに」とも言ったという。優勝は韓国のキム・アリム。4バーディで
す。渋野の3打差の4位は復調でしょう。

米国は、内陸部と南部の赤い州（共和党側）と、沿岸部の青い州（民
主党＋CIAを含むディープ・ステート＋中国）に分断され、議論での
妥協がない対立をしています。妥協は、16世紀から18世紀のフラン
ス・モラリストの寛容を武器とする方法でした。

この寛容はなく、片方は不正の「正義」を掲げています。民主党側の
議員は、仮に選挙不正を使ってもトランプを倒すのが正義と考えてい
るでしょう。議論での妥協がないと、「戦争」になってしまいます。
https://www.foxnews.com/elections/2020/general-results

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